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再開発進む大阪・南海「なんば」駅周辺。今度は駅東側に100m超の複合ビルか

都市計画・再開発(地域情報)/大阪 ニュース

2024/05/01 配信

大阪・関西万博の開催、2031年のなにわ筋線の開業などもあり、再開発が進んでいる南海「なんば」駅周辺
大阪・関西万博の開催、なにわ筋線の開業などが控えていることもあり、再開発が進んでいる南海「なんば」駅周辺

なんさん通り沿いに大型ビルが誕生へ

大阪市は2023年10月、南海「なんば」駅東側の「難波千日前地区」における再開発の計画書を公表。そして2024年4月、南海電鉄やOsaka Metro、関電不動産開発が中心となり、高級ホテルや商業施設などが入居した高さ100m超の大型複合ビルを建設する計画が浮上している。

解体工事が予定される難波センタービルの跡地を含む土地に、100m超の大型複合ビルが建設されると見られる
解体工事が予定される難波センタービルの跡地を含む土地に、100m超の大型複合ビルが建設されると見られる

計画地は、なんさん通り沿いにあった難波センタービルの跡地と、三菱UFJ銀行難波駅前支店の跡地を含めた土地になる。

ビルの敷地面積は約3200㎡で、延べ床面積は約50,000㎡。地下街の「NAMBAなんなん」と直結し、低層階には商業施設やオフィス、上層階には四つ星ランクのラグジュアリーホテルの入居を計画している。

南海「なんば」駅前広場や、多くの地元民や観光客でにぎわう商店街などに近接する好立地で、関西国際空港から乗り換えなしでアクセスできるという特性も生かし、訪日観光客をメインに取り込んでいくと見られる。ビルの完成は2031年頃を目指しているという。

目を見張る南海「なんば」駅周辺の再整備

インバウンド需要の回復はもちろん、2025年の大阪・関西万博の開催、2031年のなにわ筋線の開業なども控え、大阪市や南海電鉄などは南海「なんば」駅前の再整備に余念がない。

2025年3月から歩行者天国になることが予定されているなんさん通り
2025年3月から歩行者天国になることが予定されているなんさん通り

これまでタクシー乗り場などがあって通路が狭かった駅北側には、2023年11月に歩行者天国「なんば広場」をオープン。さらに、2025年3月からは駅東側のなんさん通りも歩行者天国への整備が進められている。

タクシー乗り場がなくなり歩行者天国として生まれ変わった、南海「なんば」駅前の「なんば広場」
タクシー乗り場がなくなり歩行者天国として生まれ変わった、南海「なんば」駅前の「なんば広場」

ちなみに、2016年と2021年に南海「なんば」駅前を歩行者天国にするという社会実験を二度実施。市民から一定以上の支持を得たこともあり、歩行者天国への整備に踏み切った格好だ。

また、2023年7月には駅南側に「なんばパークス サウス」が誕生。日本初進出のタイの高級ホテル「センタラグランドホテル大阪」をはじめ、自宅のような寛ぎをテーマとする「ホテル京阪 なんば グランデ」、新しいオフィスビルの「パークス サウス スクエア」の3つの施設を中心に構成し、これまで駅南側に不足していた宿泊施設をカバーする新街区となる。

さらに駅西側には、商業・飲食・オフィスフロアから成る複合ビルの「Osaka Metroなんばビル」が2024年3月に開業。南海「なんば」駅を起点に開発が着々と進んでいる。

さらなる開発が期待されるなんば

南海線で関西国際空港と直結することもあり、世界と関西をつなぐ窓口となる南海「なんば」駅。南海グループは2023年に「グレーターなんば構想」を掲げ、中長期的な計画で主体的にまちづくりに取り組むことを宣言しているように、今後も注視すべき再開発が進むことだろう。

なんばのまちは国際観光都市としてさらに飛躍し、今まで以上ににぎわいを生み出すことが期待される。

健美家編集部

※ 記事の内容は執筆時点での情報を基にしています。投資等のご判断は各個人の責任でお願いします。

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