前回の続きです。お取引のあるリフォーム会社の社長さまに、友人の投資家を紹介させて頂き、初めての不動産投資物件として社長さまが賃貸中の六本木駅近くの中古区分物件を購入されたお話の2回目です。
今回はこの物件検討の様子をお伝えいたします。
これから初めて不動産投資を検討なさる方にとって、特に超都心部・築古区分物件の投資検討手法の参考になれば幸いです。
■共用部管理状態と体制(重要事項調査報告書)を確認する
中古区分マンションで最も重要なのは共用部の管理状態なので、Aさんには「重要事項調査報告書」を手に入れるようにアドバイスさせて頂きました。
Aさんが売主の社長さんへお願いすると、手元には無いとのことでした。
通常の売買では、仲介業者さんへ依頼して入手しますが、今回は売主=仲介業者(社長さんは宅建+業免業者)なので、Aさんへは、建物管理会社へ直接お願いして有料で発行して貰うようにアドバイスさせて頂きました。
Aさんは建物管理会社さんへ直接請求され、1万円程度で発行して頂きました。
通常は1,000~3,000円程度ですのでやや高めでしたが、コストを支払ってでも入手することが重要で、その価値は大きいです。
これ
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