■売主さんへの具体的な直接調査
前回の続きで、友人の投資家が初めての不動産投資物件として六本木駅近くの中古3点ユニット区分物件を購入されたお話の3回目です。
この物件の本質的な価値を調査し、周辺流通価格の調査と相場感、賃貸相場と同棟内他室の相場をリサーチの結果、これならOKと判断できました。
そこで次のステップに進み、売主の社長さんとAさんとの直接交渉に入ってゆきます。
ここからは、Aさんと社長さんのやりとりのメイルの内容を抜粋してみます。
■お値段のご相談(探り値)
Aさん
「芦沢さんから、即決ならば1,200万円以下の可能性も・・・と伺ったのですが、おいくらぐらいを想定されていらっしゃいますでしょうか。」
売主
「購入いただけるなら、その金額でお願いさせて頂きたいです」
実は、この後にAさんは建物管理会社から重要事項調査報告書が届くまでの間に、現場へ2回程調査に出向かれ、共用部での管理上の疑問点を、後述するように売主さんへ問い合わせなさいました。
その間のやりとりがあって、結果として1,100万円の指値で合意しました!(やり取りの詳細は、私の方では把握しておりません)
■売主様の固有情報(専有部情報)を探
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