前回からの続きとなる相続対策で建てた初めての新築案件のトラブル事例について紹介します。地裁で敗訴が確定してから高裁に上告したのですが、それにより、新たな問題が発生しました。
参照:まさか!?裁判の結果は全面敗訴。相続対策で建てた初めての新築案件の大トラブル(2)
■ 高裁へ上告
工事会社は「 引き渡しを受けて残金を払え 」と言っていましたが、私はさまざまなトラブルを抱えたままの状態でそうすることに納得がいかず、アパートの引き渡しも残金の支払いも拒んでいました。
しかし、地裁で敗訴が確定したことで、アパートの引渡しを受けることになりました。そして、双方の弁護士立会いのもと、約1年半ぶりに物件の室内の状況を確認することになりました。
中に入るとかび臭く、明らかに水漏れなどが発生している様子でした。私は、施工業者に「 施工不良のため、是正処置をするように 」と依頼しました。しかし、施工業者は、「 残代金の支払いが完了してからでないと、対応できない 」と言ってきました。
私は、施工業者と話し合いをしても無駄だと思い、すぐに高裁へ上告することを決断しました。
■ 高裁へ上告した結果
裁判は地裁と同様に約1年間を...
参照:まさか!?裁判の結果は全面敗訴。相続対策で建てた初めての新築案件の大トラブル(2)
■ 高裁へ上告
工事会社は「 引き渡しを受けて残金を払え 」と言っていましたが、私はさまざまなトラブルを抱えたままの状態でそうすることに納得がいかず、アパートの引き渡しも残金の支払いも拒んでいました。
しかし、地裁で敗訴が確定したことで、アパートの引渡しを受けることになりました。そして、双方の弁護士立会いのもと、約1年半ぶりに物件の室内の状況を確認することになりました。
中に入るとかび臭く、明らかに水漏れなどが発生している様子でした。私は、施工業者に「 施工不良のため、是正処置をするように 」と依頼しました。しかし、施工業者は、「 残代金の支払いが完了してからでないと、対応できない 」と言ってきました。
私は、施工業者と話し合いをしても無駄だと思い、すぐに高裁へ上告することを決断しました。
■ 高裁へ上告した結果
裁判は地裁と同様に約1年間を...
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