前編に引き続き、東北ササカマボコさんのお話を伺います。現在では不動産投資の他に、ご友人の依頼に答える形でコンサルティング業や建設業を行っているそうです。セミリタイアに関するお話しも伺っていきたいと思います。
■ リクエストに応えながら、業務を拡大
華子
2014年、39歳の時に勤め人を卒業されたとのことですが、会社員を続ける選択肢はなかったのですか?
東北ササカマボコさん
2011年に東日本大震災があり、岩手もその先の状況が見えないということで、関東への転勤辞令が出ました。しばらくしたら戻る予定だったのが、その話がいつの間にか消えて、首都圏を中心に事業展開する話に変わっていました。
当時、下の子が小学生になる前で私自身も病気を抱えており、いつ再発するか分からない状況でした。いい機会だと思い、岩手に戻ろうと決心しました。しかし、私が岩手に戻ると、岩手の誰かの席が奪われてしまいます。それは気が進まなかったので、独立を決めました。
華子
セミリタイア時の家賃収入やキャッシュフローはいくらありましたか?
東北ササカマボコさん
2014年当時は、3棟、30世帯、月120万円の家賃収入で、返済比率
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