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2027年2月、渋谷マークシティ直結の大型複合ビルが誕生!「TRUNK」ブランドのホテルも登場予定

都市計画・再開発(地域情報)/東京 ニュース

2024/04/04 配信

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2027年2月に京王井の頭線「渋谷駅」直結、高層のオフィス棟と中層のホテル棟の2棟から成る複合ビルが登場する(完成イメージ図)

高層棟オフィスビルは高さ150㎡、貸付面積は各フロア1,500㎡超

再開発が相次ぐ渋谷の街。ここで京王井の頭線「渋谷」駅直結となる大規模複合再開発「道玄坂二丁目南地区第一種市街地再開発事業」(所在地:渋谷区道玄坂二丁目10番他)が進行中だ。

同プロジェクトを手掛けているのは三菱地所。同社はこれまで丸の内を中心に四谷、田町、豊洲などの東京の主要エリアでも開発を担ってきたが、渋谷駅周辺での大規模再開発への参画は今回が初となる。

計画地は京王井の頭線「渋谷」駅直結、JR「渋谷」駅、東京メトロ銀座線・半蔵門線・副都心線「渋谷」駅から徒歩2分という好立地。

オフィス・商業・ホテルを有する複合施設は、敷地面積約6,720㎡、延床面積約87,100㎡。

オフィス棟(地上30階、地下3階、塔屋2階・高さ約155m)と、ホテル棟(地上11階、地下2階、塔屋1階・高さ約60m)の2棟で構成される計画だ。

2012年4月のまちづくり勉強会設立、2017年9月の再開発準備組合設立、2022年1月再開発組合設立を経て推し進められてきた同プロジェクト。

2023年2月1日より解体工事、2024年1月16日より新築工事が始まっており、2027年2月末に完成を迎える予定だ。

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計画地は道玄坂沿いで「渋谷マークシティWEST」直結。道玄坂一・二丁目をつなぐ南北ネットワークとともに、約850㎡の広場と緑道が設けられる
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建物断面図。オフィス棟の1階~3階は商業施設、3階~30階は各フロア1,500㎡超の貸付面積を有するオフィスフロアとなる
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道玄坂沿いに位置する計画地(2024年3月26日撮影)
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建設現場に掲示されている建築計画の告知(2024年3月26日撮影)
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道玄坂側から見た建築現場の様子(2024年3月26日)

ルーフトッププールを備えたホテルも2027年夏開業予定

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ホテル「TRUNK(HOTEL) DOGENZAKA(仮称)」のルーフトッププールイメージ

敷地西側のホテル棟には、遊び慣れた大人をターゲットにしたラグジュアリーブティックホテル「TRUNK(HOTEL)DOGENZAKA(仮称)」の出店が決定した。

運営するのは、渋谷・神宮前でソーシャライジングライジングをコンセプトとしたブティックホテル「TRUNK(HOTEL)」を出店した株式会社テイクアンドギヴ・ニーズだ。

客室数は120~130室(28㎡~120㎡)で、エリア最大級のルーフトッププールをはじめ、ルーフトップレストラン&バー、最新ウェルネスを体験できるスパや多彩なジャンルのレストランなどを完備。

豊富なエンターテインメントを備えた”上質な渋谷のカオス”を堪能できる仕様となるとのこと。

ホテルの開業は、2027年夏を予定している。

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最新ウェルネスを体験できるスパイメージ

ちなみに今後渋谷では、2023年11月に竣工した「ShibuyaSakuraStage(渋谷サクラステージ)」で2024年7月にまちびらきイベントが実施されるほか、2027年には渋谷スクランブルスクエアの第Ⅱ期(中央棟・西棟)も開業を迎える予定となっている。

まだまだ進化が止まらない渋谷エリア。これまで六本木や青山エリアと比べてやや若者向けの街という印象が強かったが、相次ぐオフィスビルの登場や「TRUNK(HOTEL)DOGENZAKA(仮称)」のように大人をターゲットにしたホテルの誕生で、街のイメージも少しずつ変わりつつある。

新たな層の流入により、渋谷の賑わいがさらに加速していくことを期待したい。

健美家編集部(協力:斎藤一美(さいとうかずみ))

斎藤一美

■ 主な経歴

ファイナンシャル・プランナー(AFP)。
大手情報誌出版社にて金融情報誌のデスク業務やWEBメディアの立ち上げ・運営・メンバー育成業務などに携わった後、2007年にフリーの編集者・ライターとして独立。
現在は金融・不動産・保険分野を中心に、雑誌やWEBメディア、社内報などで執筆・編集を行うほか、金融初心者をターゲットとしたメディアアドバイス業務なども行っている。

※ 記事の内容は執筆時点での情報を基にしています。投資等のご判断は各個人の責任でお願いします。

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