2015年4月~6月期の投資用不動産の市場動向に関するレポートが健美家より公表された。
これは全国の投資用不動産のマーケット状況を把握するため、定期的に行われているもので、対象はこの期間に健美家に登録された物件とメールで問い合わせのあった物件。調査項目は投資利回り(表面利回り)、物件価格などで四半期別に集計されている。
さて、結果だが、区分マンション、一棟アパートで登録された物件の投資利回りは過去最低となっており、わずかに上昇した一棟マンションも最低水準が続いていることは同じである。価格も全体に高値が続いている。種別ごとに詳細を見ていこう。
■首都圏で7%台、東京都で6%台と利回りダウン続く
まず、区分マンションだが、全国で見た場合、登録物件投資利回りは2005年の調査開始以来、過去最低水準の8.10%となっており、前四半期の8.93%に比べても0.83%下がっており、久しぶりの大幅ダウンとなっている。価格も同様に前四半期から217万円と大きく上昇、1,491万円になっている。前年同月比で見ても19.5%、243万円アップとなっている。
これを都道府県、地
...この記事は会員限定です。
会員登録(無料)すると続きをお読みいただけます。
健美家会員のメリット
- 会員限定物件や非公開物件情報が見れる
- 最新のコラムニュース情報がメールで受け取れる