11月にFRB議長にパウェル氏、副議長にブレイナード氏が任命されたことで、予定通りテーパリングが開始されることになりました( 鳩派のブレイナード氏が議長に選任された場合は、先送りも予想されていたようです )。世界は大きな転換点に差し掛かかっています。
今年の締めくくりと、来年の見通しとして、自分自身の勉強と整理をしてみましたので、読者の皆様と共有させて頂ければと思います。
■ どこに向かう?アフターコロナの世界。
コロナ緊急事態宣言解除後、日本の感染者は激減していますが、欧米では逆にブレークスルー感染による第6波が襲来しています。しかし、ワクチン関連、製薬関連の株価を見ると、市場は既にアフターコロナへと先行していることが分かります。( 株価は半年〜一年先を先行しているとされます )
図1:MRNA( クリックで拡大 )
ワクチン株MRNAは底値抵抗線だった①Moving Average lineを下へブレークアウトして大きく下回り、②MACDは下落傾向で、③RSI≒42と全ての指示が下落を示し、④ボリンジャーバンドも広がっている。
図2
この記事は会員限定です。
会員登録(無料)すると続きをお読みいただけます。
健美家会員のメリット
- 会員限定物件や非公開物件情報が見れる
- 最新のコラムニュース情報がメールで受け取れる