今年の夏は例年になく猛暑が続きましたね。読者の皆様も入居者様からのエアコン故障のクレームが多かったのではないでしょうか?私の許にも何件かのクレームが入り、長年の大家業でも珍しく短期間に集中しましたので、今回と次回の2回にわたり検討させて頂きます。
「エアコンのDIYなら任しといて!」という猛者のDIYerの方にはもの足らないかもしれませんが、メカは苦手で、エアコン故障は管理会社へ丸投げしているという方には、少しでもコストパフォーマンスをアップするヒントになれば幸いでございます。
■エアコン施工は電気工事というよりも建築設備工事
エアコンは電気屋さんで売られていますが、現場工事は電気屋さんの仕事というより、建築設備工事になります。
電気工事士やガス資格も不要で、無資格でできますが、エレベータ無しの5階建RC物件などでは、数10kg以上ある室内外機を階段で運搬するのは、重量鳶とまではゆかずとも、一人DIYでは相当きつい作業です。
中古物件で取り外したエアコン室内外機を担ぎ下ろすのも同様ですし、その廃棄もリサイクル法に準じて、指定業者まで輸送搬入して有料引き取りしてもらう必要があります。
リサイクル指定
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