• 完全無料の健美家の売却査定で、できるだけ速く・高く売却

×

  • 収益物件掲載募集
  • 不動産投資セミナー掲載募集

家賃年収1.1億円、一石二鳥のカービジネスオーナーになった高松彰洋さん【前編】

FIRE/高松彰洋さん_画像 FIRE/高松彰洋さん 著者のプロフィールを見る

2022/5/30 掲載

今回のFIREインタビューは、サラリーマンを続けながら不動産投資を始め、わずか1年でセミリタイアされた北海道の高松さんにお話を伺います。セミリタイア後は中古車販売店も経営され、趣味のクラシックカーやゴルフを嗜むなど、人生を豊かに過ごされています。

■ 趣味の車を機に不動産の世界を知る

編集部

自己紹介をお願いします。

高松彰洋さん( 以下、高松さん )

はじめまして、札幌市在住の高松と申します。2014年に不動産賃貸業を始めて、その1年後に専業大家になりました。現在は不動産賃貸業の他に、中古車販売店も自宅で開業しています。趣味と実益も兼ねてスーパーカーやクラシックカーを所有しており、クラシックカーラリーやレースに出たりしています。

高松さんの所有する車-1 高松さんの所有する車たち

高松さんの所有する車-2

現在の家賃年収は約1.1億円、建設中の新築が稼働すると1.3億円になります。返済比率は54%、最終的なキャッシュフローは約3,000万円です。所有物件数は全てRCマンションで、7棟159室あります。その他に、中古車販売店の売上があります。

編集部

最初にスーパーカーを購入したきっかけはなんですか?

高松さん

若いころに買って維持し続けていたAE86という車を2012年に手放し、車を買い替えようとジムニーの新車を検討していました。しかし、その車が230万円もすると知り、「 それなら200万円で売っている憧れのポルシェに乗ろう 」と思い切って買いました。

高松さんの所有する車-3

そのポルシェを買ったことがきっかけで、スーパーカーの集まりに行くようになりました。そこで、佐藤元春さんや友人の車で参加していた張田満さんと初めてお会いしました。

その当時は不動産投資も行っておらず、不動産のことは何も知らないただの車好きの一人として、その会に参加していました。不動産に興味はありませんでしたが、「 なぜこの人たちはこんなにたくさんスーパーカーを持っているのだろう?」と疑問には思っていました。

編集部

そこから2年後に不動産賃貸業を始められたのですね。

高松さん

2014年春に3人目の子どもが産まれることが分かり、今後の生活を考えたらお金が全然足りないということに気が付きました。当時は勤め人の部長職で、年収は600万円程。自宅も建て、憧れのポルシェにも乗り、人生としては満足感がありました。

私は元々作業員として会社に入り、その後は生産管理や経理にも携わっており、社長や役員の給料を知っていました。その為、「 今後、役職が上がって役員になっても年収800万円が限界か… 」と気付き、3人の子ども達の教育費がかかると生活がギリギリになると分かりました。

さあ、これからどうしようと思っていたところ、スーパーカーの集まりで出会った人たちは不動産をやっていると知り、自分も挑戦してみようと考えました。

編集部

そういったエピソードがあったのですね。

高松さん

実は、自分の親も不動産をやっていたのですが、結果的に失敗してしまいました。そんなこともあり、正直、不動産はよくわからない世界だなと思っていました。

両親は公務員で、まあまあ給料も良かったと思います。そんな折、バブル期に株と不動産に手を出し、木造のアパートを4〜5棟持っていました。今地価が高騰しているニセコにも土地を買ったと言っていましたが、バブル期の高値で購入し、10年くらい保有して元の値段で売ってしまったそうです。今持っていれば、何倍にもなっていたと思います。

私も不動産を始めようと思い、両親に「 持っていた不動産はどうしたの?」と聞いたところ、なんと、全て売らなくてはいけない状況に陥り、手放してしまったということでした。失敗した原因を聞いたところ、「 それはやり方としてダメだよね 」という感じでした。自分は不動産で成功している人を知っており、失敗せずにできるのではと考えました。

■ 不動産投資を始めて1年でFIRE!?

編集部

そこから2014年に1棟目を購入されたのですね。どういった経緯で購入したのですか?

高松さん

1棟目はネットで探し回り、購入しました。築古の木造アパートで、間取は1Kが8戸。利回り18%、物件価格は1,950万円で、オーバーローンで購入しました。この物件は昨年、購入金額よりも高い値段で売却することができました。

高松さんの所有する物件-1

編集部

同年に2棟目も購入されたそうですね。

高松さん

はい、1棟目を4月に購入し、2棟目はその4ヶ月後に慌てて購入しました。青色申告控除を得るために、10部屋以上買わなければいけないと思い込んでおり、「 年末までになんでもいいから買わなければ!」と思って購入したんです。

こちらは売却してトータルではプラスで終われましたが、保有期間中はたいして儲からず、一番の失敗物件だったと思います。1棟4戸の木造アパートだったので、一部屋空いてしまうだけで収支がギリギリでした。

編集部

その後はどの様な物件を購入されたのですか?

高松さん

同じ年の年末に3、4棟目を2棟まとめて購入しました。軽量鉄骨造8戸と木造2戸のアパートです。この4棟で家賃収入が月82万円( 満室月98万 )、返済比率54%、手残りが28万円になりました。

編集部

2015年に会社を退職され、専業大家さんになったとのことですが、どう言った経緯があったのですか?

高松さん

自主退職という形で退職しましたが、実際はクビです。というのも、直属の上司が元銀行の支店長で、その方が専務になってから副業禁止規定を作ったんです。最初は妻名義の資産管理会社という形で不動産賃貸業をやっていることを認められていましたが、半年経ったころに、「 役員になりたければ、会社を廃業しろ 」と言われてしまいました。

その時点では、不動産収入のみで生活は成り立ちませんでしたが、中間管理職の立場で精神的にもきつく、妻にも辞めたいと常々話していたほどだったので、辞める決断を下しました。体は健康なので、お金が足りなければ働きに出れば問題ないですからね。

妻には、「 あなたは、辞める、辞めると言って、今回もどうせ辞めないのでしょう?」と思われていたみたいです。それが、実際に辞めてきてしまったのでとても驚かれましたが、応援してくれました。

辞表を出してから、実際に辞めるまでの期間に5、6棟目をまとめて購入しました。その物件があったおかげで、結果的には他で働かずに済みました。この物件から法人名義で買い始めました。

高松さんの所有する物件-2

高松さんの所有する物件-3

■ 新築投資を開始

編集部

現在お持ちの物件は全て、新築されたとのことですが、そのことについて教えてください。

高松さん

2017年から新築投資を始めたのですが、その頃は中古物件を探してもいい物件がなくなり始めた時期でした。元々、ボロい物件を購入して再生して利回りを上げる戦略でいましたが、直すのにもお金がかかり大して儲かりません。売却で利確するとようやく大きな収入になるという感じです。

そこで、新築はどうだろうかと考え、色々な建築会社の新築の見学会に行くようになりました。そこでちょうどいい物件があるとのことで、紹介してもらったのが始まりです。そこから毎年、1〜2棟のペースで土地から新築のRCマンションを建てています。

編集部

実際に新築物件に投資されてみていかがでしたか?

高松さん

新築投資をしている人あるあるだと思いますが、新築を建て続けている間はお金が溜まりません(笑)。通帳の残高が増えているなと思っていても、物件が建つ度に大きな支払いがドンと来るので、寂しい気持ちになります。

フルローンで購入している物件もあり、収支が合うの?と質問されることもありますが、単体の収支だけを見ていたら、いつまで経っても買えません。例えば自分で家賃を上げる工夫をするなど、できることを考えるべきだと思います。

例えば、企画ものの物件でも、予算の範囲内でアクセントクロスを部屋ごとに変えてみたり、楽天市場などでオシャレな電気器具を買ってつけたり、入居者の反応を見ながら色々試して満室にしてきました。ちなみに現在、内装は全て奥さんが担当して考えてくれています。

満室になると、銀行も評価してくれ次の物件も融資してもらえるようになりました。今でも定期的に企画会社に連絡をし、「 何か物件ない?」と問い合わせをし、そこでたまたま案件があったりして、ご縁で買えています。

高松さんの所有する物件-4 高松さんの所有する物件-5 高松さんの所有する物件-6 高松さんの所有する物件-7

編集部

融資付けはどうしていますか?

高松さん

最初の物件は日本政策公庫で借り、その後は地銀さんで貸していただきました。3棟目からはずっと同じ信金さんで借りています。徹底して同じ金融機関から借りることで、銀行から借りにくいと言われている現在でも、借りることができています。

信金さんはやはり金利が高めですので、昔は乗り換えたい気持ちもありました。でも、初期の頃にお金を貸してくれて新築も毎年建てることができているので、今は借り換えはしないと決めています。今でも貸していただけている現状を鑑みると、結果的に良かったのではと思います。

欲しい物件があったら、まずはメインバンクに話を持っていき、そこで断られたら次という順番を大切にしています。最初から他に行くようなことはしません。一応、そこの義理は今後も大切にしていきたいですね。

編集後記

会社の副業禁止規定ができたことにより、退職せざるを得なくなったという高松さん。ご両親が不動産で失敗している姿を見つつも、不動産を始めることに抵抗はなかったそうです。次々と新築物件を建てられている背景には、銀行との良好な付き合いがあるのですね。( 取材担当:アリ )

※ 記事の内容は執筆時点での情報を基にしています。投資等のご判断は各個人の責任でお願いします。

アクセスランキング

  • 今日
  • 週間
  • 月間

プロフィール

高松 彰洋( たかまつ あきひろ )

高松彰洋さん

札幌市在住
不動産賃貸業
中古車販売、ラッピング業


■主な経歴

□1968年
北海道札幌市生まれ

□1989年
車遊びで借金を抱え大学を中退しアルバイト先の印刷会社に就職

□2014年
個人にて1棟目木造8戸(1Kx8)を購入
2棟目木造4戸(2LDKx3、1LDK)
3棟目軽量鉄骨8戸(2LDKx8)、4棟目木造2戸(1LDKx2)セットで購入

□2015年
26年努めた会社を退職
法人にて5棟目RC11戸(1LDKx11)、6棟目木造12戸(1LDKx12)をセット購入

□2017年
新築RC12戸(1LDKx12)

□2018年
友人が経営していた中古車販売店を購入
新築RC22戸(2LDKx7、1LDKx15)
新築RC18戸(2LDKx10、1LDKx8)

□2019年
新築RC34戸(1LDKx34)

□2020年
新築RC19戸(1LDKx19)

□2021年
新築RC35戸(2LDKx7、1LDKx28)
中古物件は全て売却、新築物件のみとなる

□2022年
新築RC19戸(2LDKx4、1LDKx15)が9月竣工予定

満室家賃年収 1.1億円(建築中建物が稼働すると1.2億円)
返済比率54%

ページの
トップへ