不動産や飲食事業を展開されている女性投資家、四国のうっちゃんの後編です。ご夫婦で会社を辞めて不動産の事業を始めたうっちゃんが、ある日かき氷屋を始めることになったそうです。そのいきさつをお伺いしていきましょう。
■会社を辞めて業者になる覚悟を固める
編集部
こうしてお話を聞いていくと、うっちゃんはマインドが完全に経営者ですね。
うっちゃん
そうかもしれません。でも、父は公務員で、母も公務員系の看護師。私は公務員の家庭で育ったので、商売人の家系ではないんですよ。親には絶対に商売だけはするなと言われて育ってきました。だからそう言われ続けて育ってきた考え方を払拭するのに、すごく時間がかかりました。
編集部
その中である程度の年齢になってから独立されたのは、すごいです。今なら違うかもしれませんが、当時はそういう人があまりいなかったんじゃないですか？
うっちゃん
はい。やめておけって言う人もいましたよ。でも、それは商売をやったことがない人。中には背中を押してくれる人もいました。そちら側の世界に行ったら大したことないって言ってくれて、ありがたかったです。
それって本当だなと思ったんですよ。当時の我が家は、子供が高校と大
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