さて、前回の原稿では、新しいことをやっていると、おろそかになりがちな既存のビジネスということを書きました。
参照:栃木で買付5本。すべての物事はベータ版である。ストック収入とフロー収入
その中で、私が初めて購入した栃木県内の既存保有の大型物件について少しふれていますが、この物件は外国人ではなく、主に独居老人や障害者、生活保護者といった、住宅セーフティネットの入居要件に当てはまる属性の日本人の方々をターゲットとして入居付けをしておりました。
【住宅セーフティネット】
⇒https://www.mlit.go.jp/jutakukentiku/house/jutakukentiku_house_tk3_000055.html
住宅セーフティネットの対象となる方々は、まとまった引っ越し資金が手元にないので、初期費用を抑えたほうが効果的です。この作戦で、今まで90%以上の入居率だったのですが、今年初めから諸々のコロナ規制が緩和されるという雰囲気が流れ始めたあたりから、一気に空室が増えてしまいました。
2023年3月の繁忙期の入居募集もなかなか厳しい結果で一時期、最大6室空いており、テコ入れが必要だと感じて
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