幸福への頭脳改革その2：人生設計図を作ろう

90年代のバブル崩壊以降、日本企業は生き残りのために、なりふりかまわぬリストラや米国型の人事システムに倣った成果主義に転じてしまいました。その結果、終身雇用、年功序列、定期採用、昇給といった、今までの高度成長を支えてきた日本型のビジネスモデルが崩れてしまい、現在はその旧き良き伝統さえも消失しようとしています。

これは、言葉を変えれば、今まで当たり前のように存在した、可もなく不可もなくサラリーマン生活を過ごせば、年功序列賃金で自然に右肩上がり続けた給料がもらえるという体系は消失したということになります。昔のように給料があがるような事はなく、人生収支のバランスは崩れ、いうならば未開のジャングルに迷い込んでしまっているかのようです。そのような中で、今後いったい何を頼りに生きていけばいいのか・・・。

結局のところ 『 頼るのは自分しかいない 』 ということになるのでしょう。そしてそのような状況の中、成功を勝ち取る為には、以前にもまして自分の生きていく道を照らす人生計画、『 人生設計図 』 が必要になって来ると思います。

この人生設計図は、初めて書くとなると思いのほか手強いものです。自分と向き合うこと...