富裕層の夏休み その2：フィンドホーンでの気づき

近年の私にとって一番印象的であった夏休みは、イギリスのスコットランド北端にあるスピリチュアルなコミュニティ 『 フィンドホーン 』という場所で過ごした数週間でした。 簡単にその場所の紹介をしますと、今から約50年前のある朝、その場所に一台のキャラバンカーが辿り着き、そこから伝説ともいえる不思議な物語が始まります。

キャラバンカーに乗っていたのは、後にフィンドホーン創始者となった3人（ ピーター・キャディと妻のアイリーン 、その友人ドロシー・マクリーン ）、そしてピーター夫妻の幼い3人の子供たち。 彼らは勤めていたホテルを人員削減のためにクビになり、英国の北海にあるフィンドホーン湾に面した荒地にトレーラーハウスを置いて住み始めたのが最初のきっかけだそうです。

コミュニティのそもそもの始まりは、彼らが自然界の精霊と行った、精霊との共同作業による野菜作り。不思議な力を持つアイリーンが 【 内なる神（ GOD　WITHIN ）からの啓示 】を聞き、ピーターとドロシーがそれを実行に移していく。最初はそんな方法だったそうです。

――と聞いても？？？ですよね。（ 苦笑 ）

移り住んで半年ほどたった頃、今度は...