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請求額1億6千万円。亡き父が愛人に贈与したお金の贈与税支払いを相続することになった地主さんの実例1

koziさん_画像 koziさん 第43話 著者のプロフィールを見る

2023/9/19 掲載

今回は、お客様である地主さんが亡くなった父親が愛人に贈与したお金の贈与税の支払いを相続することになってしまったお話を紹介します。

■亡くなった父親に愛人がいたことで起きた相続トラブル

昨年末に私の会社の従業員から相談したいことがあると言われました。彼が前職でお世話になった地主さん(Aさん)から相続について相談を持ち掛けられたので知恵を貸してほしいといいます。

後日、私と従業員でAさんのご自宅に訪問すると、AさんとAさんの妹さん(Bさん)がいました。相談内容とは、私の会社の従業員が前職の会社で建てた店舗付賃貸マンションを売却したいので、売却活動を手伝ってほしいというものでした。

私と従業員は、AさんとBさんになぜ物件を売却するのかと質問しました。お二人は神奈川県内の昔からの地主さんで、複数のアパートや駐車場を持っており、お金には困っていないはずだったからです。

すると、Aさんが困った顔で売却理由を話してくれました。

Aさん「お恥ずかしい話ですが、亡くなった父には愛人がおり、父から愛人に亡くなる前の3年間で億単位のお金を贈与していたことが国税局の通知で分かりました。ところがその贈与の申告がなく、愛人が

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プロフィール

Koziさん

Koziさん

不動産賃貸業
IT系企業のサラリーマン
都内に妻と子供と3人暮らし

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経歴
  • □1980年
    神奈川県川崎市の武蔵小杉の地主の家に生まれる

    □1999年(19歳)
    不動産賃貸業に関わり始める

    □2002年(22歳)
    和光大学卒業

    □2004年(24歳)
    公認会計士、不動産鑑定士の試験に合格
    (他に宅地建物取引士、行政書士、賃貸経営管理士等の資格も持つ)
    IT系企業に入社

    □2008年(28歳)
    叔父の不動産を引き継ぎ2015年に法人化
    会社員を続けながら、不動産事業にも取り組む

    □2018年(38歳)
    企業主導型保育事業を開始

    □2021年
    所有物件数15棟(レジデンス、店舗、グループホーム、保育園)
    年商7億円(保育事業の収入含む)

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