地面との接点と水のお話を続けます。
下の写真で右側が、前回のコラムに登場したガレージのピロティ、左側が以前ガレージだったところを住居にした部分です。
住宅全体の構造は木造ですが、1階部分は右側のガレージと同様に6本のガッチリとしたH型鋼で組まれており、ボロい木造にもかかわらず、非常に強い構造体となっています。
この構造体を見て、ボロ木造でも買う気が起こりました。
内部が下の写真です。床の畳がブカブカ、グズグズになっていて、周囲から水が入ったのは明らかです。
何重にもゴザが張ってあって、たぶん、湿気や寒さに苦労した模様。そのゴザをはがすだけでも何時間もかかりました。
下の写真が壁と床をはがしたところです。木の部分は一番下の水平材=土台が完全に腐っていて、間柱( まばしら:壁を支えるだけの柱 )は宙に浮いた状態でした。
ガレージだったところを部屋にする時に、土間コンクリート( 土間コン )の上に木の土台を直接敷き、間柱を建てて壁をつくって囲ったものでした。
下の写真右端の壁下に光りが漏れていますが、土台が腐ってなくなり、向こう側が透けている状態です。
部屋を囲う壁の下に、水が侵入しないように、コンクリートの...
下の写真で右側が、前回のコラムに登場したガレージのピロティ、左側が以前ガレージだったところを住居にした部分です。
住宅全体の構造は木造ですが、1階部分は右側のガレージと同様に6本のガッチリとしたH型鋼で組まれており、ボロい木造にもかかわらず、非常に強い構造体となっています。
この構造体を見て、ボロ木造でも買う気が起こりました。
内部が下の写真です。床の畳がブカブカ、グズグズになっていて、周囲から水が入ったのは明らかです。
何重にもゴザが張ってあって、たぶん、湿気や寒さに苦労した模様。そのゴザをはがすだけでも何時間もかかりました。
下の写真が壁と床をはがしたところです。木の部分は一番下の水平材=土台が完全に腐っていて、間柱( まばしら:壁を支えるだけの柱 )は宙に浮いた状態でした。
ガレージだったところを部屋にする時に、土間コンクリート( 土間コン )の上に木の土台を直接敷き、間柱を建てて壁をつくって囲ったものでした。
下の写真右端の壁下に光りが漏れていますが、土台が腐ってなくなり、向こう側が透けている状態です。
部屋を囲う壁の下に、水が侵入しないように、コンクリートの...
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