ソーラーパネルの疑問なところ

今年初のコラムです。現在、個人的にはアパート5棟、戸建て4棟をまあまあの稼働率で維持していますが、運営面は別のスゴイ方たちにおまかせして、今年も不動産がらみの建築ネタを中心に書いていきたいと思います。

今回のテーマは、今はやりのソーラーの気になる点についてです。
ある時、近所からキュイーン！ と大きな音がしてきました。見てみると、なんとスレート屋根にドリルで孔を空けているではありませんか！

私は設計監理で雨漏りに長年苦労してきた経験から、屋根に孔を空けることに極度な拒否反応をしてしまいます。「 エッ！ あれはまずいぞ！ 」と心の中で叫んでしましました。

どうやらソーラーパネルを設置する金具を取り付けるためのようです。接着剤で屋根に貼り付けるわけにはいかないので、金具でしっかりと留めるために、少なくとも野地板（ のじいた：屋根下地の板 ）にネジを効かせる必要があるのでしょう。できたら垂木（ たるき：野地板をささえる細い角材 ）に留めるのがベストですが。

下の写真がソーラーパネルを設置した状況です。このお宅は外装を乾式タイル（ 金物のレールにタイルを引っかける高級な仕様 ）でリフォームして、いい感じ...