浸水可能性がある地域と、そうでない地域。普通に考えればその資産性には差がありそうなものですが、実際はそうなっていません。事実、浸水可能性が高いとされる地域にも、一戸建てやマンション、アパートなどが普通に建設されています。
「 浸水 」や「 洪水 」といえば、海沿いなどがイメージされますが、実は内陸部の比較的標高が高いところでも起こりえます。以下の画像をご覧ください。
※洪水ハザードマップ( 世田谷区 )
これは「 世田谷区洪水ハザードマップ 」の一部。黄色の地区では、大雨が降った際に20-50センチセンチ、水色地区では1-2メートル、青色地区ではなんと2メートル以上の洪水が予想されています。
東京など都市部の場合、雨水の排水処理能力は1時間あたり50ミリ程度を想定していますが、それを超え処理しきれない分が路上に溢れ出すため。いくら一定の標高があっても、水は低いところに流れますから、周辺地に比べて相対的に低い地区に水は集中してしまうわけです。
ところが実際に現地に行ってみれば、こうした地域に普通に建物が建っていたりします。洪水を予測して基礎を高くするなどの工夫が施されていればまだマシですが、100...
「 浸水 」や「 洪水 」といえば、海沿いなどがイメージされますが、実は内陸部の比較的標高が高いところでも起こりえます。以下の画像をご覧ください。
※洪水ハザードマップ( 世田谷区 )
これは「 世田谷区洪水ハザードマップ 」の一部。黄色の地区では、大雨が降った際に20-50センチセンチ、水色地区では1-2メートル、青色地区ではなんと2メートル以上の洪水が予想されています。
東京など都市部の場合、雨水の排水処理能力は1時間あたり50ミリ程度を想定していますが、それを超え処理しきれない分が路上に溢れ出すため。いくら一定の標高があっても、水は低いところに流れますから、周辺地に比べて相対的に低い地区に水は集中してしまうわけです。
ところが実際に現地に行ってみれば、こうした地域に普通に建物が建っていたりします。洪水を予測して基礎を高くするなどの工夫が施されていればまだマシですが、100...
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