この数年内に起きそうなことでまず大きいのは、金融的なショック。現行の金融システムはとうの昔に限界を超えており、賞味期限切れ。これをどうするのかという問題があります。
日米欧の中央銀行における資産規模は2008年のリーマンショック前に約300兆円だったところ、現在では2,000兆円を軽く上回ります。またレバレッジを効かせたデリバティブ( 金融派生 )商品は全体でどのくらいあるかもわからず、広げた風呂敷をどのようにたたむのか、といったところ。
このまま行くと日米欧のどこかが、止まらぬ金利上昇で財政破綻というのがオーソドックスなパターンでしょう。止まらぬハイパーインフレの期間が訪れたとしても、短いのではないでしょうか。
あるいはその前に「 ニクソン・ショック 」のような体制転換が行われるか。そして「 人生ゲーム 」や「 モノポリー 」のような現行のボードゲームがひっくり返され、新しいルールで次の世界が始まるといったことになるでしょう。
こうした事態が来る可能性を論じると、漠然と不安を持たれる方も多いかもしれませんが、世の中はずっと続き、ただゲームのルールが変わるだけ。
どんなときでも大事なのは「 自分...
日米欧の中央銀行における資産規模は2008年のリーマンショック前に約300兆円だったところ、現在では2,000兆円を軽く上回ります。またレバレッジを効かせたデリバティブ( 金融派生 )商品は全体でどのくらいあるかもわからず、広げた風呂敷をどのようにたたむのか、といったところ。
このまま行くと日米欧のどこかが、止まらぬ金利上昇で財政破綻というのがオーソドックスなパターンでしょう。止まらぬハイパーインフレの期間が訪れたとしても、短いのではないでしょうか。
あるいはその前に「 ニクソン・ショック 」のような体制転換が行われるか。そして「 人生ゲーム 」や「 モノポリー 」のような現行のボードゲームがひっくり返され、新しいルールで次の世界が始まるといったことになるでしょう。
こうした事態が来る可能性を論じると、漠然と不安を持たれる方も多いかもしれませんが、世の中はずっと続き、ただゲームのルールが変わるだけ。
どんなときでも大事なのは「 自分...
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