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この数年内に起きそうなこと。政治経済金融の「建て替え」は進むのか?

長嶋修さん_画像 長嶋修さん 第250話 著者のプロフィールを見る

2022/8/22 掲載

この数年内に起きそうなことでまず大きいのは、金融的なショック。現行の金融システムはとうの昔に限界を超えており、賞味期限切れ。これをどうするのかという問題があります。

日米欧の中央銀行における資産規模は2008年のリーマンショック前に約300兆円だったところ、現在では2,000兆円を軽く上回ります。またレバレッジを効かせたデリバティブ( 金融派生 )商品は全体でどのくらいあるかもわからず、広げた風呂敷をどのようにたたむのか、といったところ。

このまま行くと日米欧のどこかが、止まらぬ金利上昇で財政破綻というのがオーソドックスなパターンでしょう。止まらぬハイパーインフレの期間が訪れたとしても、短いのではないでしょうか。

あるいはその前に「 ニクソン・ショック 」のような体制転換が行われるか。そして「 人生ゲーム 」や「 モノポリー 」のような現行のボードゲームがひっくり返され、新しいルールで次の世界が始まるといったことになるでしょう。

こうした事態が来る可能性を論じると、漠然と不安を持たれる方も多いかもしれませんが、世の中はずっと続き、ただゲームのルールが変わるだけ。

どんなときでも大事なのは「 自分...

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プロフィール

長嶋修さん

長嶋修さんながしまおさむ

不動産コンサルタント
さくら事務所 会長

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経歴
  • 不動産デベロッパーで支店長として幅広く不動産売買業務全般を経験後、1999年に業界初の個人向け不動産コンサルティング会社である、不動産の達人 株式会社さくら事務所を設立、現会長。

    以降、様々な活動を通して“第三者性を堅持した個人向け不動産コンサルタント”第一人者としての地位を築く。国土交通省・経済産業省などの委員も歴任。

    2008年4月、ホームインスペクション(住宅診断)の普及・公認資格制度をめざし、NPO法人日本ホームインスペクターズ協会を設立、初代理事長に就任。

    また、TV等メディア出演 、講演、出版・執筆活動等でも活躍中。

    現在、「東洋経済オンライン」、「Forbes JAPAN WEB」等で連載コラムを執筆中。業界・政策提言や社会問題全般にも言及。

    主な著書に、『空き家が蝕む日本』(ポプラ社)、『不動産格差』(日本経済新聞社)、『5年後に笑う不動産』(ビジネス社)等。

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