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不動産市場はまだら模様

長嶋修さん_画像 長嶋修さん 第59話

2010/9/13 掲載

大東建託は絶好調なのにレオパレスは不調。都心部マンションは絶好調なのに一部で長期にわたる売れ残り。ハウスメーカーが軒並み新築住宅の業績を落とすなかパワービルダーは絶好調。リーマンションショック後の大底を抜けたあとの住宅市場はまさに「 まだら模様 」 という言葉がふさわしい状況にあります。

長期的なトレンドは 「 少子化 」 「 高齢化 」 「 人口減少 」 。そしてグローバリズムの進展による 「 所得低下圧力 」 。アジアをはじめとする新興国の台頭による 「 相対的な国力の低下 」 。バブル崩壊後の日本に酷似したアメリカの 「 経済不透明感 」 と長期的な覇権国としての 「 プレゼンスの低下 」 。

住宅市場においてはなんといっても 「 住宅あまり 」 が顕著。かつてのペースで住宅を造り続ければ、30年後には空き家率が40パーセントを越えるであろう事が知られています。とはいえ抜本的な産業・経済構造の転換がはたせぬまま今のところ 「 新築住宅造って買ってもらおう政策 」 を継続。それどころがむしろ、税金による実質的な住宅ローン金利の補助などによってますます騰勢を強めています。

このような状況の...

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プロフィール

■ 長嶋 修さん

長嶋 修さん

不動産コンサルタント
さくら事務所 会長

長嶋修さんのブログ

不動産デベロッパーで支店長として幅広く不動産売買業務全般を経験後、1999年に業界初の個人向け不動産コンサルティング会社である、不動産の達人 株式会社さくら事務所を設立、現会長。

以降、様々な活動を通して“第三者性を堅持した個人向け不動産コンサルタント”第一人者としての地位を築く。国土交通省・経済産業省などの委員も歴任。

2008年4月、ホームインスペクション(住宅診断)の普及・公認資格制度をめざし、NPO法人日本ホームインスペクターズ協会を設立、初代理事長に就任。

また、TV等メディア出演 、講演、出版・執筆活動等でも活躍中。

現在、「東洋経済オンライン」、「Forbes JAPAN WEB」等で連載コラムを執筆中。業界・政策提言や社会問題全般にも言及。

主な著書に、『空き家が蝕む日本』(ポプラ社)、『不動産格差』(日本経済新聞社)、『5年後に笑う不動産』(ビジネス社)等。

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