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ロバート・キヨサキは今・・・。

長嶋修さん_画像 長嶋修さん 第78話 著者のプロフィールを見る

2011/9/26 掲載



ギリシャ国債はあたかも破綻を織り込んだかのような利回りとなり、EUの行方はますます混迷を極めています。EUからギリシャが離脱したとしても、ドイツが抜けたとしてもその影響はあまりにも大きく、現行の枠組みのまま協調を続けることが出来るのか。起こりえる未来を予想しづらい情勢です。
スイスが自国の通貨水準を死守しようとのアナウンスはつまり「 ユーロ買い 」であり、そのこころは「 ユーロを支える 」という意思表示なのかもしれません。

一方で米国は、民間の巨額負債を政府が肩代わりした形で、なんと言っても財政が厳しい状況のままであり、これも予断を許しません。
また相対的な安心感から円が買われている我が国も、ご他聞に漏れず財政事情が厳しく、ゆえに増税路線へと向かっているのが現政権の大きな方向性。

よくいわれる、通貨発行権のある国家と家計を比較するような「 債務残高○○兆円 国民一人当たり○○万円 」といったアナウンスは、不安を助長するだけで意味のないナンセンスなものです。とはいえ、このままデフレ経済が継続すれば持続不可能な瞬間がいつかはやってきます。

これまで、景気後退局面で増税を行い、実際に税収が増加した事例...

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プロフィール

長嶋修さん

長嶋修さんながしまおさむ

不動産コンサルタント
さくら事務所 会長

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経歴
  • 不動産デベロッパーで支店長として幅広く不動産売買業務全般を経験後、1999年に業界初の個人向け不動産コンサルティング会社である、不動産の達人 株式会社さくら事務所を設立、現会長。

    以降、様々な活動を通して“第三者性を堅持した個人向け不動産コンサルタント”第一人者としての地位を築く。国土交通省・経済産業省などの委員も歴任。

    2008年4月、ホームインスペクション(住宅診断)の普及・公認資格制度をめざし、NPO法人日本ホームインスペクターズ協会を設立、初代理事長に就任。

    また、TV等メディア出演 、講演、出版・執筆活動等でも活躍中。

    現在、「東洋経済オンライン」、「Forbes JAPAN WEB」等で連載コラムを執筆中。業界・政策提言や社会問題全般にも言及。

    主な著書に、『空き家が蝕む日本』(ポプラ社)、『不動産格差』(日本経済新聞社)、『5年後に笑う不動産』(ビジネス社)等。

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