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ジリ貧orイノベーション?「旧型の不動産投資思考」を越えて

長嶋修さん_画像 長嶋修さん 第86話 著者のプロフィールを見る

2012/3/26 掲載

■ 二極化が進むアパート経営の世界

不動産投資・アパート経営の世界はいま、二極化しています。
一つは「 従来型不動産投資 」。これは言うまでもなく、既存の延長線で行う保守的な不動産投資です。立地や企画が良ければ自ずと安定し、そうでなければジリ貧といった、わりと単純な構図といえます。

世の中の大半の大家さんは、特段の工夫をすることもなく、市況に任せた不動産投資をしているのが実情で、今はまだそれなりに回ってはいるものの、漠然とした不安を抱えている方が多くいらっしゃいます。

中には、空室や賃料下落に耐え切れず、収益を上げるどころか会社員としての給与から持ち出しまでしてローンを返済している方もいれば、金融機関と相談の上、返済猶予( 先延ばし )策をとっている方、事実上の整理として任意売却、競売にかかるといったケースも。時間が経過するに従い、後者の割合が高くなっています。

このような中、普通に不動産投資を行うのではなく、自分のオリジナリティーを発揮させながら、自らリフォームやリノベーションを行う、賃貸管理に積極的に乗り出すなどの能動的な大家さんも数多く出現。こういった「イノベーター」的な方々は実にバラエテ...

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プロフィール

長嶋修さん

長嶋修さんながしまおさむ

不動産コンサルタント
さくら事務所 会長

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経歴
  • 不動産デベロッパーで支店長として幅広く不動産売買業務全般を経験後、1999年に業界初の個人向け不動産コンサルティング会社である、不動産の達人 株式会社さくら事務所を設立、現会長。

    以降、様々な活動を通して“第三者性を堅持した個人向け不動産コンサルタント”第一人者としての地位を築く。国土交通省・経済産業省などの委員も歴任。

    2008年4月、ホームインスペクション(住宅診断)の普及・公認資格制度をめざし、NPO法人日本ホームインスペクターズ協会を設立、初代理事長に就任。

    また、TV等メディア出演 、講演、出版・執筆活動等でも活躍中。

    現在、「東洋経済オンライン」、「Forbes JAPAN WEB」等で連載コラムを執筆中。業界・政策提言や社会問題全般にも言及。

    主な著書に、『空き家が蝕む日本』(ポプラ社)、『不動産格差』(日本経済新聞社)、『5年後に笑う不動産』(ビジネス社)等。

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