前回のコラムでは税金を支払うことの痛みについて、お話をしました。給与明細を紐解きながら、少しずつ税金と向き合っていきましょう。お持ちの方は、手元に給与明細を用意しながら読んでいただけると理解が深まると思います。
給料から天引きされているお金の中で、国や地方などの公的な機関に納めるお金は主に2種類あります。みなさんご存じの「 税金 」と健康保険や年金などを使う「 社会保険料 」です。今日はそのうち、「 税金 」について理解を深めましょう。
■ 給料から引かれる2種類の税金について
給料から引かれる税金には、主に以下の2種類があります。
①所得税
個人が、毎年1月1日から12月31日までの1年間に稼いだお金から、所得控除によって差し引いた金額に、一定の税率を適用して算出される税金。国に納める。
②住民税 ( 都道府県民税&市町村民税 )
その年の1月1日に居住している都道府県と市町村にそれぞれ支払い、この2つを合わせて住民税と呼ぶ。個人が、前年の1月1日から12月31日までの1年間に得たすべての所得から所得控除によって差し引いた金額に、原則 計10%( 合計・例外
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