今回の大家列伝に登場いただくのは、元TV番組制作会社のディレクターで、現在は大家業と3人の娘さんの子育てを中心としたセミリタイヤ生活を送る張田満さんです。張田さんが39才で会社員を卒業した背景には、「 死 」を意識したある出来事があったのだとか。本日の【 前編 】では、不動産投資を始めた理由を中心にお話をうかがいました。
■ 自分が死んだら、家族に何も残してやれない
華子
自己紹介をお願いします。
張田満さん
札幌でアパート6棟と戸建て2戸の大家をしている張田です。2010年8月に1棟目のアパートを購入し、2012年の6月に勤めていたテレビ番組の制作会社を退職しました。現在は3人の娘達の子育てなどセミリタイヤ生活を楽しみながら、意識の高い経営者になるべく勉強と修行に励んでいます。
華子
不動産投資を始めて1年10ヵ月でセミリタイヤとは、スピード感がありますね。属性がよくて、融資がつきやすかったのでしょうか?
張田満さん
いえいえ。僕は高卒ですし、属性は決していい方ではありません。給料は地方の高卒会社員としては恵まれていたものの、労働時間も長いですし、大家を目指すにはギリギリの水準でした。でも、だか...
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