昨日の 【 前編 】に続き、元TV組制作会社のディレクターで、現在はセミリタイヤ生活を満喫中の張田満さんに登場いただきます。39才で自由人になった感想、激戦区の札幌で高い入居率を維持する秘訣、次の目標などをうかがいました。
■ セミリタイヤを決意したきっかけは東日本大震災
華子
セミリタイヤを考えはじめたのは、いつからでしょう?
張田満さん
きっかけは、2011年の東日本大震災です。直後の中継を会社のテレビで観ていたとき、心には思うことが溢れているのに、現実は仕事に追われ、震災前とまったく同じ毎日を送っている自分に嫌気がさしました。家族との時間を大切にしたいという思いも、この日を境に強くなりましたね。娘たちの父親は自分しかいない、このままでは後悔する、と感じました。
華子
すぐに辞表を出したんですか?
張田満さん
その時はまだ1棟しかなかったので、物件を増やしてキャッシュフローを積み上げてから辞めようと思いました。実際に会社に伝えたのは、2011年の12月で、退社はその7カ月後。みんな大変なのに、周りから「 辞めるの? 」と聞かれたりして、この期間が一番きつかったです。
華子
セミリタイヤすること...
この記事は会員限定です。
会員登録(無料)すると続きをお読みいただけます。
健美家会員のメリット
- 会員限定物件や非公開物件情報が見れる
- 最新のコラムニュース情報がメールで受け取れる