【 前編 】に続き、レバレッジを効かせる方法で国内外に20億円の資産を築いた奈辺卓美さんにお話をうかがいます。奈辺さんが考える海外投資のリスクや、物件を購入する際の注意点とは? 海外投資をしてはダメな人、破綻したデトロイトをどう見るかなど、率直な質問をぶつけてみました。
■ デトロイトのアパートを自主管理をして銃撃された大家さん
華子
海外への投資を始めたきっかけを教えて下さい。
奈辺卓美さん
投資の世界には「 たまごを一つの籠に盛るな 」という有名な格言があります。当初から、グローバルな視点でのポートフォリ分散を目的に、総資産額の2~3割を海外で持ちたいという気持ちがありました。為替や景気のバランスを見ながら、資産を移動させることで、一カ所に置いておくよりも効率よく増やしていけるはずです。
今は円が強いうちに海外に資産を増やし、いつか日本がドボンと沈んだときに、海外の物件を売って国内の物件を買い戻すという計画を立てています。あと、僕は仕事で3年半、米国のシリコンバレーに駐在していたことがあります。向こうでの生活が楽しく、会社の辞令で泣く泣く帰国したとき、「 I shall return! 」...
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