昨日の前編に引き続き、首都圏で格安の物件を買い進め、家賃年収2,200万円超という元お笑い芸人のウメさんにお話をうかがいます。フルコミの仕事で借金3,000万円を返済し、不動産投資を始めたウメさんが、蓄えた知識でいかに資産を増やしていったのか。融資と現金のバランス、出口の取り方、時間とパワーの使い方など、練り上げられた戦略に注目です。
■ 400万円を元手に一番効率よくお金を増やせる方法を考えた
華子
借金を完済して、資金ができたところで、不動産投資を始めたのですね。
ウメさん
はい。400万円の貯金ができた時点で、このお金を一番効率よく使える方法は何かと考えて、まずは積算評価の出る戸建てを180万円と220万で現金購入しました。次に、その2戸を共同担保に入れて、合計4,400万円の3棟のアパートをローンで購入し、そこからのキャッシュフローで安い不動産を買っていくという筋道を作りました。
ただ、新設法人で買ったために決算書がなく、融資は日本政策金融公庫かノンバンクでいくしかありません。公庫は副業の事業資金を借りたことがあり、すでに上限に達していたので、結局、ノンバンクのローンを使いました。ノン...
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