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3,000万円の損失を出した過去。失敗を今後の糧にするという生き方【最終回】

大家対談/ゆめ×佐藤元春さん_画像 大家対談/ゆめ×佐藤元春さん

2021/9/16 掲載

自身もオタクであることを公言されている佐藤さん、今回の東京オリンピックは衝撃的だったと話します。常にチャレンジを繰り返している佐藤さんが大切にされていることとは、どのようなことなのでしょうか。対談後半では佐藤さんの考え方にも触れていきます。最後までお楽しみください。

■放っておいても好奇心がわいてくる分野を極めていきたい

ゆめさん
佐藤さんは賃貸業に留まらず、車の販売やサービス付高齢者住居の経営など、様々な事業にチャレンジされていますが、新しいことを始める時に大切にしていることはありますか?

佐藤元春さん
自分自身がその分野に興味があり、楽しめるジャンルを選ぶことですね。好きなことを仕事にするのは難しいかもしれませんが、少なくとも興味があってやりたい気持ちがないと、何かあった時に心が折れてしまいます。そこを重視して新事業を展開しています。

ゆめさん
自分が楽しんでやれること、そして、周りのスタッフが共感できることを軸に、みんなで楽しく事業を進めていらっしゃるんですね。

佐藤元春さん
はい。放っておいても好奇心がわいてくる分野を極めていきたいです。最近ではeスポーツに力を入れています。東京オリンピックの開会式の入場曲に、ゲームミュージックが使われましたよね。賛否両論ありましたが、「 やってくれたな!」と私は思いました。

日本のサブカルチャーは、日本では「 オタク的 」であると評価が高くありませんが、欧米では「 文化 」として認められています。ゲームは今、「 サブカルチャー 」の扱いですが、自分たちの仕事を通じて「 クールカルチャー 」、カッコいいイメージに変えていきたいと考えています。

北海道未来デジタルコンパス会議の様子
北海道未来デジタルコンパス会議の様子
( 佐藤さんの経営するesports特化型ホテルVILLA KOSHIDO ODORIにて )

ゆめさん
人を雇用することは大変だと思います。スタッフの方の育成で心がけていることはありますか?

佐藤元春さん
私の会社には、色々なオタクのスタッフがいます。私自身もオタクを公言していて、仕事中もそういう話をよくします。ADHDのスタッフがいるのですが、彼も自分の得意・不得意を公言して仕事に取り組んでいます。すると、他のスタッフが不得意な部分をサポートする動きが生まれ、彼の得意な分野が伸びてくるんです。

社内を「 オタク万歳 」という空気にしたことで、スタッフが隠していた能力を表に出してくれるようになったのがすごく良いと思いました。それがビジネスのヒントになることもありますし、スタッフ自身が伸びていくきっかけにもなります。

ゆめさん
佐藤さんの会社のYouTubeを拝見しました。最初の導入部がとてもかっこいい動画がありましたが、あれもスタッフの方が作ったのですか?

佐藤元春さん
そうです。先ほどのADHDのスタッフの得意分野で、サクッと作ってくれました。私が楽しそうに働いている姿を見て、スタッフも楽しく仕事をしていいんだと思ってくれています。リーダーが夢中になっている姿を見せることは大切だなと思いますね。

ゆめさん
佐藤さんはスポーツカーやゲームなど、趣味がそのまま事業に展開しているように見受けられます。公私に関してはどうお考えですか?分けるべきか、それとも混合でも問題ないと思いますか?

佐藤元春さん
私は、「 公私融合 」がいいという考えです。基本的には全部「 公 」という考え方で、大きい「 公 」の中の一部が「 私 」というイメージです。そもそも「 公私 」を一切分けていないというか、意識もしていないですね。

■「 糧にできる失敗 」はいい失敗

ゆめさん
私は今回、新築マンションで大きな失敗をしたと思いますが、佐藤さんが考える失敗の定義はありますか?

佐藤元春さん
スタッフや大家さん仲間に話せないこと、恥ずかしいと思って蓋をしたくなることは、自分の場合、本当の失敗だと思います。自分の成長につながっていれば、失敗でも人に話せるんですが、そうでないと隠したくなるんです。

例えばリーマンショック時にFXで3,000万円の損を出したんですが、人前で話せるまで3〜4年かかりました。恥ずかしいと思っているうちは、糧にできていない証拠です。失敗の大小ではなく、乗り越えていないダサい失敗は大きな失敗ですね。

ゆめさんの今回の失敗は、金額的にも精神的にも大きなものでしたが、多くの人に公表したことは、間違いなくプラスになって跳ね返ってくると思います。こういった「 糧にできる失敗 」はいい失敗です。

ゆめさん
とても勉強になります。ところで佐藤さんは、運気を上げる為に行っていることはありますか?

佐藤元春さん
スピリチュアル的なことはあまり意識していません。レース前にするゲン担ぎはあります。グローブをどっちから着けるとか、深呼吸の回数とか、ヘルメットのかぶり方とかですね。

私は「 言霊 」を大事にしていますが、それは霊的な意味ではなく、「 自分の経験に基づいた言葉は相手に届きやすい 」と感じているので、言葉に気を付けようという意味で言っています。実体験した言葉を発していくことを、特にセミナーでは心がけています。

ゆめさん
佐藤さんは、願望を口に出して自らを引き上げていくタイプですか?

佐藤元春さん
はい。私は有言実行タイプの人間です。スタッフの前では常に目標を話します。それだけでなく、普段から頭に思い浮かんだイメージをすぐに言葉にするようにしています。ゲームからインスパイアされることが多いんですが、「 こういうアイディアはどう?」など、ゲーム中でも思いついた瞬間に口に出していますね。

ゆめさん
佐藤さんは直感力や、違和感の部分を大切にしていると思いますが、そういった感性を磨くためにやっていることはありますか?

佐藤元春さん
意識的に何かしているということはありません。ただ、初期の頃は特に、あまり好き嫌いを考えずに人と会うようにしていました。好きな人とだけ会っていると、直感力が鈍ってしまいます。

例えばレースの時にソリが合わないドライバーがいても、あえて同じ空間にいて、ちょっとした会話をすることを意識しています。合わない人や怪しい人ともあえて話すことで、なぜその人と合わないのか、怪しいと思うのかが分かるようになるんです。今はなかなかできませんが、色々な人と交流することで磨かれるものがあると思います。

■逆境にめげずトラブルを乗り越えた姿に勇気をもらう人は多い

佐藤元春さん
ゆめさんは今後も不動産活動を続けようと思いますか?

ゆめさん
はい。さんざん苦労しましたが、マンションが完成した時に、私自身はまだ不動産投資を続けたいという気持ちがありました。でも、妻が嫌がるだろうからもうやらない方がいいだろうと考えていたんです。

ところが妻は、「 もう不動産に関わることはやめて欲しい 」とは言いませんでした。妻にもトラブルのことは話していましたし、実際に追加融資の連帯保証人にもなってもらいました。でも、そのことで一度も責められたことはありません。

僕が困っていたり悩んだりしていることを理解してくれて、入居者を募集する時には、「 私にできることを何かやりたい 」と言ってくれました。実際に、物件の周辺の病院や保育園にDMを送ってくれるなど、子育ての合間に時間を作って協力してくれました。

そのおかげで保育園の人や病院関係者の方も入居してくれたんですよ。家族の助けがあって乗り越えられたと思っていますし、本当に感謝しています。

ゆめさんのお子さんの作った満室ボード
ゆめさんのお子さんの作った満室ボード

佐藤元春さん
いいご家族ですね。

ゆめさん
今日、佐藤さんとお話させていただいて「 かっこいい大人 」ってこういう人なのだなと思いました。もちろん、サラリーマンにもかっこいい人はいます。私から見てかっこいいと思う人は共通点として、他責にしない「 自己責任 」の考え方があり、「 考えに芯がある人 」だと感じました。

私も息子に、「 親父、かっこいい 」と思ってもらえるように精進したいと思います。そして、支えになってくれた妻にも恩返しをしていきたいです。今回は、本当にありがとうございました。

佐藤元春さん
こちらこそ、貴重な機会をありがとうございました。ゆめさんが逆境にめげずトラブルを乗り越えた姿に、勇気をもらう人は多いと思います。少なくとも私は応援したいと思いました。何か札幌で協力できることがあれば全面的にバックアップしますので、言ってくださいね。

きっと私だけではなく、今後、苦難を乗り越えたゆめさんをサポートしてくれる人は増えてくると思いますよ。ただ、その中には変な人もまぎれこんでくるので、十分に注意してくださいね(笑)。

ゆめさん
はい、同じ失敗を繰り返すわけにはいきません。今回の経験を糧に、頑張っていきたいと思います。


編集後記
佐藤さんと大家ゆめさんの対談、いかがでしたでしょうか?感性を磨くために、最初の頃はとにかく量をこなすというお話は、大変勉強になりますね。ゆめさんのこれからのご活躍をお祈りします!ありがとうございました。

プロフィール

■ ユメさん

ユメさん

サラリーマン大家
関西在住

note:不動産投資本当にあった怖い話
ブログ:夢が叶うか不動産投資
Twitter:@yumechoKM


■主な経歴

高卒で一部上場企業就職

組織の論理が優先される会社員に限界を感じ、不動産投資にチャレンジ

2棟購入後、2億4,000万円のマンションの新築にチャレンジするも請負会社が倒産、必死で状況を立て直す

不動産投資の失敗談やサラリーマン大家の気持ちを中心とした情報発信を行う

不動産投資失敗王を目指す(逆境を乗り越えて復活へ)

家賃収入約1,600万円
キャッシュフロー約650万円



■ 佐藤元春さん

佐藤元春さん

有限会社恒志堂 代表取締役
https://koshido.co.jp

オンラインサロン「佐藤元春共育塾」主宰
https://onsalo.co.jp/salons/12/

super car × cafe Ficata
https://ficata.jp

株式会社スペチアーレ 代表取締役
ヤマダ不動産札幌本店
https://yamada-realestate-sapporo.com

株式会社ロータス 代表取締役
https://lotus-sapporo.com

モデナスポーツカーズ株式会社 代表取締役
https://modenasports.com

◇運営ホテル
手稲ステーションホテル
https://station-hotel.co.jp

VILLA KOSHIDO
https://villa-koshido.jp


■ 経歴

□1975年
北海道札幌市生まれ
スーパーカーに憧れる少年時代を過ごす

□1998年
北星学園大学卒業

□1998年
株式会社札幌セミナー(現札幌練成会)入社

□2001年
競売で区分マンションを落札し、不動産投資を始める

□2004年
有限会社恒志堂を設立、取締役に就任

□2005年
株式会社札幌セミナー(現札幌練成会)退社

□2007年
有限会社恒志堂の代表取締役に就任
33才にして人生初のスーパーカーを購入する

□2008年
株式会社モトケンを設立、代表取締役に就任
アパート経営者とガス会社を繋ぐ仲介事業を展開

□2013年
スーパーカー&カフェ・フィカータをオープン

□2016年
投資総額が100億円を超える
サービス付高齢者向け住宅の事業をスタート

□2018年
モデナスポーツカーズをM&A
ホテル事業をスタート

□2020年
オンラインサロン「共育塾」をスタート

□2021年
esports事業へ本格参入
プロチーム結成、2次元キャラクターの制作及び販売、esportsプレイヤーとアーティストのコラボレーション動画制作などを行っている

スーパーカーとレーシングカーを合わせて40台以上を所有

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