物件価格は下落？ 保証会社の倒産にも注意を。コロナショックがもたらす影響とは？

武漢ウイルスは世界中で拡大の一途を辿っています。それにつれて、リスク資産市場の下落幅が拡大しつつあります。しかし、マーケットでは例えばゴールドマンサックスアセットマネジメント社が観光セクター等の株買いを進めています。（ ロイターの記事より ）

彼らは、武漢ウイルス蔓延拡大は北半球が猛暑になるころに下火になると分析しているのかもしれません。だからこそ今は、それを見越して割安な株を仕込んでおこうと動いている可能性があります。

これには論拠があり、この原稿を書いている3月3日現在、高温多湿な熱帯地方では武漢ウイルスの蔓延が確認されていません。

シンガポールのみ100人に近いレベルですが、この国は換気があまりない空調の効いた高層ビルメインの都市国家です。カンボジアやインドネシアなど、赤道直下に近い南方諸国では深刻な問題になってはいないのが現状です。

日本においても、深刻なのは北海道のような寒冷で湿度がさほど高くない地域です。執筆中現在、高温多湿な沖縄でのウイルス拡大は報告されていないようです。

ここから推察するに、熱帯地方に勝るとも劣らぬ多湿な猛暑になる日本では、武漢ウイルス蔓延が夏に一段落する可能性は...