前回、人間はシゾフレ人間とメランコ人間の二つのパーソナリティに大まかに大別できるという話をした。さて、今回は、これをいかにお金儲けに利用できるかの視点で考えてみたい。
一つは、前回問題にしたように、若者にはシゾフレ人間が多いということがある。
以前、私の心理学ビジネスのシンクタンクで質問紙を使って協力して下さった方を対象に調査したところ、男性の場合は、1965年以降に産まれた方についてはなんと86%がシゾフレ人間にあてはまった。これが55年以前に産まれた人については、4%にすぎなかった。
女性については、65年以降生まれでは91%、55年以前生まれでも19%だった。女性のほうがシゾフレ人間が多いのは、男性と比べて、自分で運命を切り開くというより、男性に選ばれることで運命が切り開かれると考える方が多いということなのだろう。それでもやはり55年以前に産まれた人については、メランコ人間のほうがはるかに多数派である。
だから、若者相手( 65年生まれはもうすでに47歳になっているが、実際、新人類と言われた人たちがこんな年齢になっている。たとえば、球界新人類と言われた工藤公康投手は49歳である )にビジ...
一つは、前回問題にしたように、若者にはシゾフレ人間が多いということがある。
以前、私の心理学ビジネスのシンクタンクで質問紙を使って協力して下さった方を対象に調査したところ、男性の場合は、1965年以降に産まれた方についてはなんと86%がシゾフレ人間にあてはまった。これが55年以前に産まれた人については、4%にすぎなかった。
女性については、65年以降生まれでは91%、55年以前生まれでも19%だった。女性のほうがシゾフレ人間が多いのは、男性と比べて、自分で運命を切り開くというより、男性に選ばれることで運命が切り開かれると考える方が多いということなのだろう。それでもやはり55年以前に産まれた人については、メランコ人間のほうがはるかに多数派である。
だから、若者相手( 65年生まれはもうすでに47歳になっているが、実際、新人類と言われた人たちがこんな年齢になっている。たとえば、球界新人類と言われた工藤公康投手は49歳である )にビジ...
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