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情に流され過ぎず、愛と自分の人生を両立させる

和田秀樹さん_画像 和田秀樹さん 第14話 著者のプロフィールを見る

2012/8/29 掲載

8月の11日から銀座のシネスイッチという映画館を皮切りに( 実は、福岡地区では先行ロードショーを行ったが )、私の第二回映画監督作品『 「 わたし 」の人生 我が命のタンゴ 』という映画が公開されている。


『 「 わたし 」の人生( みち ) 我が命のタンゴ 』公式HP

この映画は、私がふだん高齢者専門の精神科医をやってきて、介護離職という大きな問題に疑問を感じたから、その問題を世に知ってもらう、世に考えてもらうために撮った作品だ。

介護のために仕事をやめるより、自分の人生を大切にしたほうが、よほど自分のためにも、あるいは結果的に介護を受ける人のためにも良い。

第3回のコラムで、時間をどうお金にかえるかという話をしたが、介護についても、人に任せたほうがはるかにコストパフォーマンスがいい。 でも、自分を育ててくれた大切な親なのだから、どうしても自分で看たい、看なければと思う人情もあるだろう。

ただ、この映画でも描いたことなのだが、実際に親の介護を始めると、それが憎くなってしまうことが、現実には多い。 一つには、自分の仕事や時間をあまりに犠牲にするのだが、今のような長寿社会だと寝たきりになってからで...

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プロフィール

■ 和田秀樹さん

和田秀樹さん

和田秀樹公式サイト
ブログ「 テレビで言えないホントの話 」

■ 経歴

1960年大阪市生まれ
1985年東京大学医学部卒業

東京大学医学部付属病院精神神経科、老人科、神経内科にて研修、国立水戸病院神経内科および救命救急センターレジデント、東京大学医学部付属病院精神神経科助手、アメリカ、カール・メニンガー精神医学校国際フェロー、浴風会病院精神科を経て、現在、国際医療福祉大学大学院教授(臨床心理学専攻)、川崎幸病院精神科顧問、一橋大学経済学部非常勤講師

2007年12月劇映画初監督作品『受験のシンデレラ』でモナコ国際映画祭最優秀作品賞受賞

主な著書に『「 反貧困 」の勉強法 』( 講談社+α新書 )『 医療のからくり 』( 文春文庫 )、『 勉強のできる子のママがしていること 』『 受験は要領 』( PHP文庫 )『塾に行かず東大に受かる勉強法』( PHP研究所 )、『 大人のための勉強法 』( PHP新書 )『 痛快!心理学 入門編、実践編 』( 集英社文庫 )、『 自己愛の構造 』( 講談社選書メチエ )『 本物の実力のつけ方 』( 東京書籍、榊原英資氏と共著 )など多数。

翻訳書に『 トラウマの精神分析 』( ロバート・ストロロウ著、岩崎学術出版社 )などがある。

新刊に『 公立高校の東大合格力を高める本 』( ミネルヴァ書房 )、『 「 できる! 」と強く信じればあなたは9割成功している 』( 新講社 )、『 テレビの大罪 』( 新潮社 )、『 「 気持ちの整理 」ができる人できない人 』( 新講社 )。

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