8月の11日から銀座のシネスイッチという映画館を皮切りに( 実は、福岡地区では先行ロードショーを行ったが )、私の第二回映画監督作品『 「 わたし 」の人生 我が命のタンゴ 』という映画が公開されている。

『 「 わたし 」の人生( みち ) 我が命のタンゴ 』公式HP
この映画は、私がふだん高齢者専門の精神科医をやってきて、介護離職という大きな問題に疑問を感じたから、その問題を世に知ってもらう、世に考えてもらうために撮った作品だ。
介護のために仕事をやめるより、自分の人生を大切にしたほうが、よほど自分のためにも、あるいは結果的に介護を受ける人のためにも良い。
第3回のコラムで、時間をどうお金にかえるかという話をしたが、介護についても、人に任せたほうがはるかにコストパフォーマンスがいい。 でも、自分を育ててくれた大切な親なのだから、どうしても自分で看たい、看なければと思う人情もあるだろう。
ただ、この映画でも描いたことなのだが、実際に親の介護を始めると、それが憎くなってしまうことが、現実には多い。 一つには、自分の仕事や時間をあまりに犠牲にするのだが、今のような長寿社会だと寝たきりになってからで...

『 「 わたし 」の人生( みち ) 我が命のタンゴ 』公式HP
この映画は、私がふだん高齢者専門の精神科医をやってきて、介護離職という大きな問題に疑問を感じたから、その問題を世に知ってもらう、世に考えてもらうために撮った作品だ。
介護のために仕事をやめるより、自分の人生を大切にしたほうが、よほど自分のためにも、あるいは結果的に介護を受ける人のためにも良い。
第3回のコラムで、時間をどうお金にかえるかという話をしたが、介護についても、人に任せたほうがはるかにコストパフォーマンスがいい。 でも、自分を育ててくれた大切な親なのだから、どうしても自分で看たい、看なければと思う人情もあるだろう。
ただ、この映画でも描いたことなのだが、実際に親の介護を始めると、それが憎くなってしまうことが、現実には多い。 一つには、自分の仕事や時間をあまりに犠牲にするのだが、今のような長寿社会だと寝たきりになってからで...
この記事は会員限定です。
会員登録(無料)すると続きをお読みいただけます。
健美家会員のメリット
- 会員限定物件や非公開物件情報が見れる
- 最新のコラムニュース情報がメールで受け取れる