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不動産トラブルで精神的苦痛。慰謝料は請求できる?-損害賠償の「裁判所」の考え方-

山村暢彦さん_画像 山村暢彦さん 第26話 著者のプロフィールを見る

2022/4/8 掲載


1、慰謝料と不動産トラブル

今回は、「 損害賠償額 」についての裁判所の傾向を説明するシリーズの最終回として、「 慰謝料 」に関することをご説明したいと思います。

トラブルが生じている時点で、精神的な苦痛など、日常生活が今まで通りに過ごしづらい心境になるため、被害を受けた側は「 慰謝料 」を請求したいと考えるようになります。

ところが、「 慰謝料 」という言葉はドラマなどのイメージが先行している節もあり、正しく理解されていない向きもあるようです。実際の不動産トラブルと慰謝料に関する裁判所の認定傾向をご紹介します。

2、そもそも慰謝料とは?!

まず、慰謝料とは「 精神的損害 」のことを言います。何かしらの被害を受けた場合に、財産的損害として何が主張できるか、それに加えて、精神的損害、すなわち慰謝料としてどのような主張ができるか、という視点で損害額を検討していきます。

皆さんは、ドラマやメディアのイメージで「 被害を被ったら慰謝料が取れる 」というイメージがあるかもしれません。しかし、不動産トラブルでは慰謝料は取れるほうが例外的だと考えておいた方が良いと思います。

「 慰謝料 」が発生する類型は、ある程...

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プロフィール

■ 山村暢彦さん

山村暢彦さん

弁護士
不動産投資家

不動産大家トラブル解決ドットコム
https://fudousan-ooya.com/

事務所 ホームページ
https://fudousan-lawyer.jp/

フェイスブックページ
https://www.facebook.com/profile.php?id=100011023749150

不動産・相続の法務に精通した、スペシャリスト弁護士。
不動産投資・空き家活用・相続対策などのセミナーで講師経験も多数有している。
不動産・相続をテーマとしたFMラジオにも出演。


■ 主な経歴

祖父母の代からの大家の家系に生まれる。
古い借家で家賃滞納などのトラブルを経験し、「不動産・相続」の悩みを解決したいという思いから弁護士を志す。
自身でも築古戸建を購入し、大家業の経験を積むなど、弁護士の枠内に収まらない不動産の知識と経験を有する。

多数の不動産会社の顧問弁護士を務めており、また、そのネットワークから建築・リフォーム会社、運送会社等の顧問先企業の数も増加している。
昨今、「働き方改革」の反面、労働トラブルが増える中で、企業側の労働者問題の対応が増加しており、企業研修などでは「副業」について話す機会も増えている。

趣味はウイスキー、読書、靴磨き。
大勢でお酒を飲むのも好きだが、一人の時間を作り、頭の整理をする時間も好き。
好きな言葉は、「運と縁」。

山村法律事務所
神奈川県横浜市中区本町3丁目24−2 ニュー本町ビル5階C号室

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