今回は、トラブルだらけだった相続対策で建てた初めての新築アパ―トのその後を紹介します。具体的には、その対象物件の賃貸収支と、売却の収支、そして、この数々のトラブルを通して学んだことを紹介します。
この物件のトラブルについては、これまでのコラムで紹介していますので、ご参照ください。
- 間取りを勝手に変えられた!相続対策で建てた初の新築案件で発生した大トラブル(1)
- まさか!?裁判の結果は全面敗訴。相続対策で建てた初めての新築案件の大トラブル(2)
- 地裁で敗訴後、高裁へ上告した結果。相続対策で建てた初めての新築案件のトラブル事例(3)
物件の外観
■ この物件の収支について
数々のトラブルがあったこの物件ですが、元々所有していた土地の上に建物を建てたということもあり、利回りや収支としては悪い物件ではありませんでした。
むしろ、所有している物件の中では空室が出てもすぐに入居が決まる優良物件でした。保有していたのは約10年間ですが、その間はトラブルや修繕もなく、毎月安定して家賃収入がありました。下に、収支表をのせます。
① 収支表
収入 | ||
部屋番号 | 月額賃料 | 年額賃料 |
101 | 75,000 | 900,000 |
102 | 6 |
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