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無人ジムとシェアカーサービス。人手不足でも全国で躍進する2社の新テナントから学んだこと

三浦弘人さん_画像 三浦弘人さん 第44話 著者のプロフィールを見る

2024/4/26 掲載

お知らせです。4月29日(祝日)に、都内で行われる不動産投資家向けのイベントに出演します。ポールさんやDX@母ちゃんさん、火の玉ガールさん、江古田島平八さんも登壇されます。是非、ご参加ください。

https://www.kenbiya.com/sm/s/tokyo/t-g/pt-0/dt_46459xxa/

さて、私の近況ですが、昨年秋から2社の急成長企業とのお付き合いが始まりました。一つはカーシェアサービスのTimesで、もう一つは無人ジムのチョコザップです。どちらも全国的に業績を伸ばしており、認知度も上がっている企業です。

私個人だけでなく家族や近隣住民の方たち、そして入居者にも大変喜んでもらっています。特にカーシェアは、駐車場不足で頭を抱えてきた私にとって、問題解決にもつながる手ごたえを感じています。

読者の皆様のビジネスのヒントになるかもしれませんので、今回ご紹介させていただきます。

■来客用の駐車場をカーシェアサービスビジネスに活用

2社の共通点はスマートフォンのQRコードを利用することです。QRコードを読み取ってスムーズにサービスを利用することができます。無人対応で365日24時間OKのビジネスモデルです。

1社目がカーシェアの最大手タイムズ。来客用だった3台分の駐車スペースを有効に

活用する方法はないかと考えていた時に、情報番組でこのビジネスモデルを知りました。
https://share.timescar.jp/

近隣にはアパート・マンションが多いため、ニーズがあると思い、直接ホームページへ問い合わせ。費用負担ゼロということで、詳しく話を聞くことにしました。

その結果、うちの駐車スペースは単身者からカップル層の高い稼働が見込めるとの査定内容でした。商談の結果、相場よりも高い駐車料で交渉を成立することができました。

エリア拡大で新規開拓を担当する営業マンいわく、駅近くやオフィス街だけでなく、2台目駐車場が確保できない住宅地街でもカーシェアのニーズは高いそうです。余地スペースや空き駐車場の有効活用としてオススメです。

私はこのビジネスモデルが民泊に似ているように感じてました。自分が運営するホテル業にも生かせないかと色々と質問してみると、カーシェアのヘビーユーザーからの要望で「ホテル&カーシェア」というサービスができたとのこと。

カーシェアユーザーからすると近くの宿泊所を知りたい需要があり、ホテル側からするとホテルの駐車場にカーシェアを数台配備して宿泊者を獲得したいという、お互いにメリットがある仕組みです。

ちなみに今回、私は3台分のカーシェアスペースを貸し出すことになりましたが、この「ホテル&カーシェア」の検索画面に、私のホテル運営の物件名を無料で掲載してもらうことになりました。

ホテル名をクリックすると、ホテルの予約画面になります。民泊や旅館業許可を取得された方は、ぜひチェックしてみてください。

■家賃がもらえて健康になれるチョコザップ

もう一社は開業約2年で出店数が約1400店舗&会員数100万人突破のチョコザップ。
https://chocozap.jp/

昨年秋に、私が所有する30坪の貸店舗で営業を開始されました。自宅近くなので毎週2回は通っています。家賃がもらえて健康促進にもつながるとは一石二鳥。私の家族も入会して健康維持に利用しています(笑)。

チョコザップさんが入っている貸店舗の上はレジデンスになっています。この入居者さんにも利用してもらい、長く借りてもらえるよう努めていきます。

■2024年問題に取り組む不動産経営を目指したい

2024年4月に施工された「働き方改革関連法」が適用開始になり、マスコミにも様々な取組みが取り上げられています。例えば、トラックドライバーが不在による再配達を減らすための取組みなどを見ていると、私たちも一緒に考えていくことが大切だなと思います。

私のお付き合いしている管理会社も、自社サイトによる入居者募集に力を入れていてくれています。懇意にしている仲介会社も、ここ数年ホームページでの集客に力を入れているそうです。

具体的には、360°パノラマやたくさんの室内写真を掲載するなどの工夫を施してくれています。案内件数を減らし、入社したばかりの新入社員でも申込が取れるよう考えているとの事です。

ホームページを作成するソフト会社も、不動産会社向けのサービスに力を入れていることを感じます。

今後は、QRコードで読み取る形などで、効率的にサービスを提供できるビジネスモデルがますます広がっていくでしょう。アイデア次第で入居者および近隣住民の皆様と良好な関係を継続できたらいいですね。

■健美家の20周年パーティに参加しました

先日、健美家20周年パーティーに参加させていただきました。健美家さんと最初の接点は2015年4月の大家列伝での対談です。ご縁をつないでくれたのがレジェンドの加藤ひろゆきさん。

2015年2月、加藤さんが初めての沖縄旅行でお弟子さん(以下工作員Nさん)への指令が。「現地でユニークな人と飲みたい」と指令を受けた工作員Nさん。一癖も二癖もある沖縄の大家仲間から選ばれたのが!?当時の私でした(笑)。

沖縄民謡の居酒屋で初めてお会いした時から意気投合。楽しい時間を過ごしました。嘉手納町にある米軍基地の学習教室へご案内した時が一番熱心でした(笑)。

早いもので今年10年目のお付き合いになる健美家さんと加藤ひろゆきさんです。おかげで全国の読者の皆さんや、コラム仲間と共に楽しい時間を過ごしています。皆様、これからもよろしくお願いします。

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※ 記事の内容は執筆時点での情報を基にしています。投資等のご判断は各個人の責任でお願いします。

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プロフィール

三浦弘人さん

三浦弘人さんみうらひろと

□不動産賃貸業
沖縄に魅せられて移住生活26年目在住

□セミナー講師としても北海道から沖縄まで全国を飛び回る
旅館業運営の事例や軍用地購入術など全国へ情報を発信中

プロフィールの詳細を見る

経歴
  • □1966年
    東京都江戸川区生まれ。

    □1984年(18歳)
    高校卒業後は大手百貨店・商社など仕事を転々。
    バブル期に多くの成功者から儲かる仕事術を学ぶ。

    □1992年3月(25歳)
    業界最大手のかつらメーカーへ転職。
    薄毛・抜け毛の悩みに関するカウンセラーを担当。
    数多くの転職で培った経験が学歴よりも高く評価される。

    株式投資で資産が半分以下になり約300万円以上の損切りを経験。

    □1996年(29歳)
    出資したインターネット教室の運営会社が倒産。約400万円の損失。
    現物の事業を把握できる不動産投資が最適だと気づく。

    東京生活から日本最南端にある憧れの沖縄へ転勤辞令。
    人生のターニングポイントとなる。

    □2000年1月(33歳)
    沖縄に永住することを決意。未経験の不動産業界へ進出。
    大手アパートメーカーに転職。大家業を目指すきっかけになる。

    1991年完成の中古マンションを1,300万円で購入。
    4年間居住した後、収益物件にして毎月8万円の家賃収入を得る。

    □2004年4月(37歳)
    一括借上システムの基準家賃を決める審査部門へ配属。
    5,000棟以上の物件を調べ尽くした調査内容を独自で分析し「空室を出さない満室経営術」を習得。

    沖縄県名護市に土地購入。1LDK 9戸を完成。
    「サラリーマン大家」デビュー。

    □2008年1月(42歳)
    独自の理論で嘉手納飛行場を約15,000平米まで拡大。
    年間借地料は約3,200万円。時価評価額18億5千万円。

    □2012年4月(45才)
    サラリーマンを卒業しセミリタイア生活がスタート。
    家賃収入が4,300万円。手取り月130万円で大家業に専念。

    □2013年12月
    旅館業にも挑戦。
    アパートを旅館業に用途変更して民泊およびホテル業を実践。
    じゃらんの沖縄エリア「売れた宿年間大賞」第3位を2年連続受賞。

    □2017年1月(50歳)
    スイスのプライベートバンクに口座を開設。
    世界の富裕層が資産を預ける「一任運用サービス」を利用しながら新たなる投資を日々模索している。

    □2021年1月(54歳)
    人気の高い那覇新都心地区に特化したドミナント戦略へ。

    4棟68戸を所有。
    家賃収入は約7,300万円。
    (5棟49戸を資産替えで売却。売却益は1億円以上)

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