どもども
みなさま、こんにちは。
DIY大家のソーリムウーハーです!
ドライアイスを器に入れてお湯を入れると、ブクブクブクと泡が出て煙のような気体が溢れてきますよね。
先日、11歳の息子と一緒にブクブクを楽しもうと思って、アイスクリームを買う時にスーパーで大量のドライアイスをもらってきたのですが
「いま勉強中だから」
と冷たい対応をされてしまいました…。
小さい頃は、あんなにはしゃいで喜んでくれたのに…。
子供の成長は嬉しいのですが、ちょっと寂しいです
(ちなみにその後、ひとりでブクブクして遊んでいました)。
そんな少しだけ反抗期っぽい彼ですが、じつは7歳の時から、とある『投資ビジネス』をしています。
今回は、そのお話をします。
■息子と始める『世界一の金持ち』を作る実験
ボクは彼が寝る時間になると、毎晩抱っこしてベッドまで連れていきます。
小学校5年生になった今でも、やっています。
もう30kg以上あるので、だいぶ体力も必要になってきました。
大きくなった息子を抱きかかえて頭を撫でながら、今日1日の出来事を聴いて、とにかく褒めてから寝かせます。
『今日も、がんばったね〜』
『今日も、いい子だったね〜』
虐待される子供は脳が萎縮することがあると言いますが、その真逆をやるのです。
就寝前に褒めることで脳に最大限の栄養を与え、成長を促進させます。
そして最後、眠りに就く直前に必ず、彼の耳元に呪いの言葉をかけるのです。
『世界一のお金持ちになりなさい』
これを3歳の時から8年間、毎晩毎晩つづけています。
幼いころから自分が将来『世界一の金持ちになる』と信じて疑わない人間が、どう行動し、成長していくのか?
これからお話するのは、ボクの子育てという名の『人体実験』の記録です。
■5歳が体験した挫折
彼が5歳のときに、最初の変化がありました。
ちょうど1人で、外に遊びに行くようになった頃です。
ちかくの公園から帰ってきた彼が、なぜかしょんぼりと落ち込んでいます。
「どうしたの?」
と聞くと
「マンガを描いて、20円で売ろうとしたけど売れなかった…」
とのこと。
お絵かき帳に、紙芝居のようなマンガを描いて、公園で1人で店を開いていたようです。
無からお金を生み出そうとする熱意に、感動してしまいました。
過去に何度も世界一のお金持ちになった『ウォーレン=バフェット』が、幼少の頃に道端で物を売ってビジネスをしていたように、彼も同じ行動をしはじめました。
実験の経過は、順調です。
■壁に貼られた目標
ボクは書斎の壁一面に、豪邸やスーパーカーなどの手に入れたいものの写真や、目標を貼り出しています。
それをマネたのだと思いますが、彼の部屋にこんな目標が書かれた紙が貼ってありました。
『30歳になるまでに日本一の金持ちになり 40歳で世界一の金持ちになる』
「あ、こいつ本当になるかも」と鳥肌が立ちました。
どんな無謀な目標でも、紙に書いて貼ると実現する。
成功者の皆様なら、体験されていますよね?
実験の経過は、順調です。
■7歳で掴んだチャンス
ある日のこと、7歳になった彼が狂喜しながら帰ってきました。
なんと自分のお小遣いを使ってUFOキャッチャーで「ニンテンドースイッチ」を獲ってきました!
正直なところボクは、『絶対に獲れないもの』と思い込んでいました。
「あれってホントに獲れるんだ…」
ビックリです。
息子は、どうしようもないほど興奮状態です。
そりゃ、小学生がゲーム機を手に入れたらこうなります。
でもそんな狂喜する彼に、ボクは残酷な質問をします。
「うちゲーム禁止だけど、どうするの?」
わが家では、テレビゲームは禁止しています。
かつて秋葉原に通い詰めていたガチゲーマーのボクも、iPhoneからすべてのゲームを削除して封印しています。
「ゲームはダメだよ。それ、どうするの?」
「う〜ん、ハコのまま開けないで飾っとく…」
息子も、「ゲーム禁止」は理解しているようです。
しかし、せっかくのチャンスなので、ある提案をしてみました。
「ニンテンドースイッチを売って、そのお金でガチャガチャ本体を買って家の前に置いて、お金を稼いでみなよ」
黒板に、5年後までのビジネスプランを具体的な数字で描いて、説明します。
「うまく運用してガチャガチャを増やしていけば、小学6年には年間20万円の売上が出せるよ」
「うん、やってみる」
家の前は小学生の通学路なので、ガチャガチャを置けば売れるはずです。
さっそくニンテンドースイッチをメルカリに出すと、あっという間に37,000円で売れました。
さすが『Nintendo』です。
売ったお金で、ガチャ本体と景品を購入。
屋内用だったので、シャッター開閉式の物置の中に設置することにしました。
ちなみに『物置』の購入費用は、ボクからの融資です。
金利2%で、月々300円×36回払い。
借用書も作成しました。
防犯用の鍵は、開業祝いのサービスです。
こうして彼の、ガチャガチャビジネスが始まりました。
UFOキャッチャーでニンテンドースイッチを獲ってしまうあたりも完全に、運気を引き寄せています。
さすが将来、『世界一の金持ち』になる男です。
実験の経過は、順調です。
■学校をサボらせる親。成績が落ちない息子。
大きな声では言えませんが、ボクはスキーやキャンプは平日に行きたいので、よく息子に学校をサボらせて連れていきます
(自分で言うのもなんですが、ホントーに自分勝手な親です)。
サボる日は、遊びに行くドライブ中にいろんな話をします。
お金・投資・税金・世界情勢・未来のテクノロジーと、ほとんど大人とするような会話です。
専門用語は意味を説明しながら、小学生でも解るように話します。
サボらせる時は、学校の算数よりも難解な計算問題を暗算させます。
目的地までの距離や、燃料代。
スキー場のリフト番号を因数分解させたり、数字が出るたびに問題を出したりします。
そのためか学校を多少サボっても、成績は上位を維持しているようです。
世界一の金持ちになるつもりの彼にとっては、アタリマエのことなのかもしれません。
ちなみにクラスでいちばん足が速く、運動会でも毎回トップです。
生意気にも、クラスの女子からモテモテです。
ボクもクラスでいちばん足が速かったのですが、全くモテたことはありません。
ちょっと理不尽さを感じます…。
次回は後編をお届けします。ボクが子育てをするにあたって、気をつけているルールをご紹介します。
また次回お会いしましょう。
ではでは。
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