不動産投資と収益物件の情報サイト「健美家(けんびや)」では、同サイトに登録された新規物件を集計し、「東京23区マンション投資利回りの平均」の調査結果をまとめましたのでお知らせいたします。
過去3年で足立区の利回りが3ポイント以上低下
東京23区を利回りの高い順にランキングした結果、2017年のトップは7.31%の葛飾区。次いで0.01ポイント差の足立区で、この2区までが7%台となった。
3年前の調査時と比べると、全体的に低下傾向にあるが、葛飾区(10.13%)と足立区(10.49%)はおよそ3ポイント下がっており、23区の中でも特に低下幅が大きい。
板橋区・荒川区も中心部並みの水準に
また、2014年は8%台だった板橋区と荒川区は、それぞれ板橋区(2.45ポイント)、荒川区(2.26ポイント)低下して5%台となり、23区中心部との差が縮まってきている。
このように、全体的に低下傾向にあるなか、比較的利回りの高かった外周区の北部と東部の低下が顕著に表れたのは、国の低金利政策による物件価格の高騰の影響のほかに、駅周辺の再開発や沿線の利便性向上が考えられる。
健美家編集部