第1回目では、買いたい病克服や収支の検討など「 買う前 」にすることを書いた。今回は「 買った後 」にすることについてお伝えする。初心者のうちは難しいだろうが、できればこれらも買う前に考えておきたい。
参照:築古戸建再生で失敗する人が気づかない「買う前」に大切なこと-DIY体験会で感じたこと<その1>-
■ 買った後にすること
後悔!
こうなってはだめだ。買った後には「 原則 」として突き進むしかない。ここで原則としてというのは理由がある。それは「 勇気ある撤退 」という選択肢も一つだからだ。
重要事項に説明のない事項や、隠された瑕疵が判明すれば、契約を解除できることがある。あまりにひどい物件で、それが説明されていない場合はこの選択肢もアリだ。普通はあり得ない判断だが、買って後悔しているなら検討に値する判断だ。
私の知っている事例。斜面の仕上げが一部異なっている物件。建物はその部分の上が一部沈下していた。過去に斜面が崩壊、その上の基礎が沈下したと考えられた。重要事項説明書には崖条例に関する記述がなく、契約を解除できた。
途中までリフォームして手放すとなると、時間的にもコスト的にも大きな損失となる。プ...
参照:築古戸建再生で失敗する人が気づかない「買う前」に大切なこと-DIY体験会で感じたこと<その1>-
■ 買った後にすること
後悔!
こうなってはだめだ。買った後には「 原則 」として突き進むしかない。ここで原則としてというのは理由がある。それは「 勇気ある撤退 」という選択肢も一つだからだ。
重要事項に説明のない事項や、隠された瑕疵が判明すれば、契約を解除できることがある。あまりにひどい物件で、それが説明されていない場合はこの選択肢もアリだ。普通はあり得ない判断だが、買って後悔しているなら検討に値する判断だ。
私の知っている事例。斜面の仕上げが一部異なっている物件。建物はその部分の上が一部沈下していた。過去に斜面が崩壊、その上の基礎が沈下したと考えられた。重要事項説明書には崖条例に関する記述がなく、契約を解除できた。
途中までリフォームして手放すとなると、時間的にもコスト的にも大きな損失となる。プ...
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