高齢者は本当にリスクが高いのか？高齢者を受け入れやすくする方法を考えてみた

私は、高齢者は長期ご入居の優良入居者さんになると考えている。高齢だからと恐れる必要はないと考えている。不人気アパートでも高齢者を積極的に受け入れることで、空室を減らし、長期ご入居の優良アパートにできたりする。

例えばアパートの1階はあまり人気がないが、高齢者にはむしろ都合が良かったりする。不人気の3点ユニットバスというデメリットは、排泄がうまくいかず「 こぼした 」場合に水で流せるので「 掃除が楽にできる 」というメリットに変わる。

駅から遠くても、駐車場がなくても、築古でも、高齢者には大きな問題ではなかったりする。不人気アパートが高齢者の取り込みに成功すれば、長期ご入居の優良アパートになる。コラム第3話に書いたように、リスクの多くは工夫で減らすことが可能だ。

参照：実は優良入居者だった！？ 高齢入居者の6つのリスクと具体的な解決策

一番心配されるであろう孤独死も、激減させる方法がある。

一つには介護事業者との連携だ。介護サービスを受けている人は日々健康管理をしてもらえるので、具合が悪そうなときは受診を勧められる。この結果、アパートで亡くなるリスクは激減する。

万が一、部屋で亡くなっても介護サービ...