こんにちは、赤尾宣幸です。これまで、高齢者向きアパートの定義、活用できるアパートについて書いてきました。今回は、多分多くの方が気になっている「 高齢者のリスクとその対策 」について紹介します。
高齢者の入居を拒む大家は多いものです。それはきっと、「 高齢者はリスクが高い 」と思いこんでいるからでしょう。しかし、実は高齢者は引っ越しもリスクも少ない優良入居者なのです。
正確にいえば、高齢者向きアパートとしての取り組みを実施すれば、リスクはほぼ回避できます。高齢者のリスクは次の6つが主なものと考えられます。それぞれ、私も実践している具体的な対策を紹介します。
■ 高齢入居者の6つのリスクと対策
1.転倒
転倒で骨折、入院して寝たきりになる高齢者は多い。転倒を予防したうえで、転倒しても骨折しないような工夫をすれば長期入居につながる。そのためには、段差があるところには手すりを設置し、危険な場所を予感させる。
段差付近はカラーテープ等で明示したり、框には滑り止めを張り段差を認識させる工夫をする。畳や板張り、じゅうたん、クッションフロアなどコンクリートではない床とし、転倒時の衝撃を緩和させる。
前回のコラムで書...
高齢者の入居を拒む大家は多いものです。それはきっと、「 高齢者はリスクが高い 」と思いこんでいるからでしょう。しかし、実は高齢者は引っ越しもリスクも少ない優良入居者なのです。
正確にいえば、高齢者向きアパートとしての取り組みを実施すれば、リスクはほぼ回避できます。高齢者のリスクは次の6つが主なものと考えられます。それぞれ、私も実践している具体的な対策を紹介します。
■ 高齢入居者の6つのリスクと対策
1.転倒
転倒で骨折、入院して寝たきりになる高齢者は多い。転倒を予防したうえで、転倒しても骨折しないような工夫をすれば長期入居につながる。そのためには、段差があるところには手すりを設置し、危険な場所を予感させる。
段差付近はカラーテープ等で明示したり、框には滑り止めを張り段差を認識させる工夫をする。畳や板張り、じゅうたん、クッションフロアなどコンクリートではない床とし、転倒時の衝撃を緩和させる。
前回のコラムで書...
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