• 収益物件掲載募集
  • 不動産投資セミナー掲載募集
  • 収益物件 売却査定

15,308アクセス

42才でのセミリタイヤとハワイ移住を実現した僕が次に目指すこと。

天方エバンさん_画像 天方エバンさん 第25話

2014/12/30 掲載

アロハー!
ハワイに移住してリモート賃貸経営をしている天方エバンです。あっと言う間に2014年も終了ですね。皆さんにとってはどんな年でしたか?

僕にとってはソチ五輪で初めてロシアに行ったのを皮切りに、ハワイの不動産の仕事、本土不動産投資の準備、戸建てのリフォームDIYと忙しく活動し、また新しい家族の誕生をここハワイで迎えることができ、大変特別な一年になりました。

日本の不動産をここハワイからリモート経営して来年で4年目に突入ですが、これまでの経験で感じていることを、今年最後のコラムでご紹介したいと思います。



僕は10年越しの目標としていた「 42歳でのセミリタイヤ 」をハワイに移住した時に幸いにも達成することができました。しかし、セミリタイヤ生活にはすぐ飽きて、ハワイの不動産取引士の免許を取り、不動産売買の仕事を開始し、賃貸併用住宅を購入してハワイで賃貸経営をはじめ、今年に入ってからは本土のアパート投資の準備に取り組んでいます。

日本の物件をリモート管理しながらこちらの不動産をゼロから学び、日本のそれとはまったく違うハワイと本土の不動産投資環境、法律、言葉、融資などを勉強するのは全く新しいチャレンジでした。それはとても刺激的で、充実した時間を過ごすことができています。

日本の賃貸経営をしながら、アメリカでのベースを築いてきたこの数年間でしたが、最近あることに気づいてきました。それは若干、「 日本の物件から気持ちが離れ始めている 」ということです。

ハワイに生活の拠点を移す準備段階で管理会社を厳選し、可能なところは効率化し、収益をアップできる箇所は改善し、リモート経営をスタートするのに万全な体制をと思い、できるだけのことをしてきました。

年数回日本に通い、物件を実際に見て回ったり、管理会社の方などに時々お会いしてハイレベルな賃貸経営を保つ自信が、多少なりともあったのです。ところが最近、マンションBで空室が続いても管理会社のお尻を叩くくらいで、以前より積極的に動いていない自分がいるのです。



なかなか埋まらないというストレスもあるのでしょうか? それとも、現実から目を背けたいと内心思っているのでしょうか? 僕自身、そんなことが自分の身に起きるとは思ってもいませんでした。しかし、自分なりに分析してみると、それはもしかしたらごく自然なことなのではないかと思い始めたのです。

以前は日本にいて、距離的に近いところで密に経営できていたのが、海外に移住することで距離も離れて時差もある中、主にメール、電話、ラインを駆使して経営することになりました。もともと1カ月のうちに数時間しか時間をかけていませんし、大半の時間をアメリカの不動産活動に費やしていくうちに、自然と気持ちもこちらにシフトしてきたと思うのです。

それに、日本にいた時から僕は遠隔地の投資はせず、自分の足で確認しに行ける距離に、すべて物件を購入していました。もしかしたら基本的に遠隔地はやらない人だったのかもしれません。そう考えると、今の状態はほぼ必然的なのではと今は思っています。

それでは今後、どのように進めていくのか? 短期的には日本での収入マウンテン( 不動産経営による収入 )はそのまま円で積み上げ、ハワイでは米国賃貸経営と不動産の仕事で得る米ドルの収入マウンテンをより大きくし、それぞれ補完不要な体制に持っていくことを目指しています。



その最大の理由は、日本とアメリカの経済状況の変化に対応するためです。ハワイに来てから数年は、日本の売り上げをハワイでの生活費に充当していた部分が強かったといえます。円高局面が続いていたこともあり、為替のことはあまり気になりませんでした。

しかし、今年に入っての急な円安転換により、今まで100万円の送金が$12,500だったものが、今ではたった$8,000ちょっとです。これは相当へこみます( 苦笑 )。 

もし、日本とハワイで別々の収入マウンテンがあれば為替の影響を受けませんし、どちらかを生活の糧にする必要もなくなり、売却による資産入れ替えも冷静にかつ速やかに行うことができるようになると思います。日本のカードの明細をみてため息をつく必要もなくなります。

この方が精神的に大変よろしいですし、日本円の資金もどんどん増えていきます。おかげさまで、僕は今年、ようやくかろうじてこの状態に持っていくことができました。今年の大きな成果だと思っています。

次に、長期的な方向ですが、段階的に不動産ポートフォリオをアメリカに移行しようと考えています。理由は前述したように、アメリカに気持ちがシフトしてきたということが一つ。

もうひとつは、マクロで見たときに人口減少は避けられず、天災のリスクが高くなっている日本と、今後も人口増加、経済成長、そして賃貸市場が伸びていくと言われているアメリカの市場を比べたときに、もっと後者に資産を持っておきたいと思うようになったのです。



理想は日本とアメリカ両地に、同じくらいの規模で不動産を所有し、不動産のマーケットの波によって一方を買い増したり、一方を利確で売りまくったりできるような環境に持っていくことです。

僕は、これから仕事はもっとグローバル化が進んでいくといつもいっていますが、不動産投資ももっとグローバルに考えることがこれからの時代、特に日本人として理にかなっていると強く思っています。

国際分散投資では遠隔経営は避けて通れませので、信頼して任せることができる管理会社を見つけることができるかが、成功する最大のポイントかもしれませんね。いずれにせよ、不動産収入を得てハワイでセミリタイヤ生活というのは、自分にとってのゴールではなく、次のステージに向かうきっかけにすぎなかったというのが正直な感想です。

経営環境は常に変化しているので、自分自身も常に情報をインプットし続け、周りの環境に適応しながら前に進んで行くというプロセスは、終わりのない旅のようなものです。僕はこのプロセスを自分のペースで、大好きな家族とともにここハワイでできているということに本当に感謝しています。

この感謝、マハロの気持ちを原点に来年も活動していきたいと思います。皆さんもどうぞ素敵な新年をお迎えください。



Happy Holidays!


プロフィール

■ 天方エバンさん

天方エバンさん

2012年4月よりハワイ在住
家族は妻と息子3人

ブログ「ハワイde大家」
Facebook「ハワイ不動産」

□ハワイ州公認不動産取引士
□東京都知事宅地建物取引主任者

■ 経歴

□1970年
神奈川県横浜市生まれ

□1994年
上智大学比較文化学部から編入したWestern State College of Coloradoを卒業

□1998年
日本IBMに入社、長野五輪プロジェクトに配属され、テレビ解説者向けシステムの開発に携わる。以降、8回連続でオリンピックのIT事業に従事

□1999年
日本IBMを退社し渡濠。IBMオーストラリアのシドニー五輪プロジェクトメンバーとして、主にイントラネットシステムのパフォーマンステストを担当

□2000年
University of Technology in Sydney 大学院修了

□2000〜2002年
ソルトレイク五輪組織委員会のスノーボード競技システムの責任者としてイベント運営に携わる

□2002年
日本に戻り、外資系証券会社システム部に就職

□2004年
アテネ五輪でIT事業に従事

□2006年
トリノ五輪でIT事業に従事

□2008年
北京五輪でIT事業に従事

□2010年
バンクーバー五輪でIT事業に従事

□2012年
外資系証券会社を退社
ロンドン五輪でIT事業に従事

■ 投資に関する経歴

□1998年
港区南青山に新築1Rマンションを購入

□2002年
港区南青山の両親が住むマンションに、ファミリータイプの区分を購入

□2002年
資産管理会社を立ち上げる

□2007年
FXで1,000万円の損失を出し、貯金がゼロになる

□2007年
目黒区に自宅用区分マンションを購入

□2010年
目黒区の自宅用区分マンションを売却

□2010年
神奈川県内に1棟マンション(1K×40戸)を購入

□2011年
港区南青山の1Rマンションを売却

□2011年
埼玉県内に一棟マンション(3LDK×36戸、店舗2戸)を購入

□2012年
港区南青山のファミリータイプ区分を売却

□2012年4月
家族でハワイへ移住。ハワイから2棟のマンションをリモート経営中

■ 著書

book1
「不動産投資でハワイへ移住」

ページの
トップへ