■ 運用利回り6~7%を「 何の投資 」で実現するか?
コラム第20話で、FIREの為の自己資金作りは「 積立額をいくらにすると何年かかるか?」シミュレーターを使って検討してみました。今回は、具体的に何に投資したら、このシミュレーションを実現できるのか? について、具体的な投資対象を研究してみます。
不動産への投資はまとまった資金が必要ですので、まずは手軽に、1万円前後からスタートでき、長期積立が報われる( であろう )投資対象を見ていきます。
「 融資を使わない6~7%の投資なら、区分物件ではなく証券で十分では? 」という意見をよく聞きます。これは真でもあり偽でもあると思います。
コラム第19話の図6で米株指数のいわゆる「 株式の死 」と呼ばれる12~20年間の停滞期が17年周期程度で訪れているというデータを分析しました。
この約20年間弱が自己資金形成期、またはFIRE直後にピッタリハマってしまうと悲惨な結果になってしまいます。( コラム第19話の図7をご参照ください )
一方、兼業投資家として給与収入で生活しつつ、停滞期の20年間もコツコツと積立投資を続ければ、米株価指数は
...この記事は会員限定です。
会員登録(無料)すると続きをお読みいただけます。
健美家会員のメリット
- 会員限定物件や非公開物件情報が見れる
- 最新のコラムニュース情報がメールで受け取れる