今年最後のコラムです。前回の続きとして、僕がペナン島から地元に戻って「再修業時代」にしていたことを紹介します。
参照:再び1万時間を乗り越えた。4年間の再修行時代を振り返って
■邱永漢さんの書籍を全巻揃えて読む
ゆっくりと過ごせるまとまった時間を持てるようになって、1番最初にやろうと思ったのが、邱永漢さんの460冊の著作を全巻読むことでした。(文庫本など内容がダブっているものが多く実際に購入したのは200冊ちょっとでした)
僕は小学生の頃から実家のトイレに置いてあった父の本をたくさん読んでいました。父の仕事である不動産に関する本はもちろん、ビジネスやスポーツなど、様々なジャンルの本が並んでいました。
その中に邱永漢さんという、日本人ではない方の名前の人の本があって、どんな人なのか聞いたら父が「”お金儲けの神様”と言われている人だ」と教えてくれました。文体も書いてある内容も普通の日本人とは違って面白かったのを覚えています。
大人になり母と話をしている時に、久しぶりに邱永漢さんの名前が出てきて、また読むようになりました。
今回の長期休暇では邱永漢さんの本をすべて読んでやろうと思い、オークションなどで根気
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