今回は記念すべき150話、しかも2024年最初のコラムなのですが、少しシリアスで真面目な「融資期間短縮を金融機関にお願いした話」をテーマに書きたいと思います。
「融資期間短縮?聞かない言葉だな」と思った方もいるでしょう。銀行の方も同様で、「返済の途中で融資期間延長をしてくれという人は多くいますが、融資期間を短縮してくれというのはなかなか聞きません。どういうことですか?」と驚かれていました。
これは、繰上げ返済とは少し違うのです。そうしてしまうと現金が薄くなってしまって万が一の時に大変なので、各物件で毎月の返済額を10-20万円程度増やし、返済期間を短縮するという方法です。
一言で言うと、10年や15年で融資してもらった借入期間を、数年間短くしてもらうだけなのですが、そんなことをしたがる人は皆無でしょう。なぜ?何のために?今は非常識かもしれません。しかし、10年後には常識になるかもしれません。
■僕の借入の歴史
僕の初めての借入はレコード店時代の国民生活金融公庫(現日本政策金融公庫)での10年返済の1,000万円です。業績は最高で特に困っていなかったのですが、タダみたいな金利ですし、「事業拡大のた
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