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融資判断の基準:所要資金と調達方法のバランス

まきまきさん_画像 まきまきさん 第8話 著者のプロフィールを見る

2010/1/28 掲載

みなさん、こんにちは!
元銀行マンのまきまきでございます。

今回は、融資案件を審査する場合、どこに着目して判断しているのかについてお話したいと思います。
まず大前提は、その事業計画 ( 収支 ) が十分まわるかどうかです。もちろんこれは、銀行が判断する以前に、事業主の側にとって極めて重要なことです。 大きな借入をしても、毎期、毎期、赤字計上、ローン返済のため手元預金の取り崩しが発生するようでは、事業としては成り立たないことは、みなさんもご承知の通りかと思います。

では、その入口である事業計画からお話することといたします。

【所要資金と調達方法】
銀行が、アパートローンの案件相談を受けたとき、まずはその事業計画が、いくらの総工費で、その資金の調達をどのようにするかを判断します。つまり、いくらの借入で、自己資金をいくら投入する計画なのかを確認します。加えて、手元資金が、どの程度あるのだろうか、と推察します。

例えば、仮に( あくまで仮にです! )下記のような事業計画だったとしましょう。
土地取得費5,000万円
建物建築費4,000万円
諸経費1,000万円
合計1億円   ・・・所要資金A

このとき資金調達計...

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※ 記事の内容は執筆時点での情報を基にしています。投資等のご判断は各個人の責任でお願いします。

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プロフィール

■ まきまきさん

元地方銀行マン

現在、首都圏在住
某一級建築事務所 ( 工務店 ) 勤務
住宅・リフォーム営業

雪国生まれ雪国育ち
公立大学経済学部卒

某地方銀行に入行
東京地区、札幌地区、阪神地区の
支店を歴任、長年都会店舗での
法人渉外に従事。

地元店舗での、個人リテールも経験。
バブル時代の真っ只中に銀行入行、
バブル崩壊、金融不安と激動の時代を銀行で過ごす。

いつの頃からか、
今日の銀行の経営方針、体質、存在意義に疑問を感じ、自己の信じる銀行マンとしての使命との大きなギャップに悩み始め、金融不安後、長年勤務した銀行を退職する。

自分を見つめなおすため、生きること・働くことの意義を問い直すため、1ヶ月程度、 ( 英語もしゃべれないのに ) 単身NYに渡りバックパッカー生活。
帰国後、地元中小企業に一旦就職。
建築物のビルメン業務に従事。

業務のなかで、
建築知識の不足を痛感、
一念発起、建築事務所に転職。

現在修行中。

【 保有資格 】

  • 宅地建物取引主任者
  • 教職員免許
    ( 中学社会・高校社会・高校商業 )
  • 銀行業務検定
    ( 財務2級・法務2級その他・・・ )
  • FRC
    ( ファイナンシャル・リスク・コンサルタント )
  • AFP
    ( アフィリエイテッド・ファイナンシャル・プランナー )

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