みなさんこんにちは。不動産コンサルタントの長嶋 修 ( ながしま おさむ ) です。
今回のコラムはまず 「 大家タイプ診断 」 から。
あなたは、以下のどの大家さんタイプにあてはまりますか?
1. 「 従来型大家 」
代々大家業を営んでいて、副業あるいは専業でビルやアパート・マンションを経営。たくさんの不動産を所有していることを決して前向きにとらえていないケースが多いのは、日本の税制が土地所有者に対して厳しいものであることや、受け継いだ資産を守ることが一族の使命として課せられているため。保守的なタイプが多く、必ずしも勉強熱心ではない。賃貸住宅の貸し手、つまり大家さんが強い時代はとっくの昔に終わってしまっているが、時代の変化には眼を向けようとせず、あるいは気づかず、むしろ抵抗しようとする。賃貸経営がうまくいかない責任は、借り手や不動産業者、ひいては時代に責任があるのだと考える。実際の賃貸住宅経営は空き家が多い、賃料が目減りしているなど、ジリ貧状態になっているケースが多いのが特徴。 相続対策・節税目的だけが目的で、飛び込み営業に言れるがままにアパート建てる。
2. 「 変化対応型大家...
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