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金利が上がり始めた? 大波乱が予想される2017年の経済動向

たかおさん_画像 第38話

皆さま、新年あけましておめでとうございます! 早いもので私のセミリタイヤ生活も9年目に突入しました。本年も何とか頑張りますので宜しくお願い申し上げます。

さて、2016年はまさに「 波乱の一年 」でしたが、2017年は更に「 大波乱の年 」になりそうです。しかしながら、その方向性を見極めるにはもう少し時間がかかりそうで、未だに今年の投資計画はまとまっていません。

そんな中、現在最も注目しているのは「 金利 」です。というわけで、今回は不動産投資においても、最重要ファクターである金利についてのお話です。

■ すべての起点となる「 米債10年物 」の動向

昨年11月の米国大統領選後、世界のマーケットは訳が分からないくらい大きく動きました。まだ、トランプさんは何もやっていないのに。。。( 笑 )

それくらいインパクトのある出来事だったわけですが、私自身は米国金利、特に「 米債10年物 」の動向だけに注目しています。

基本的に、これが全ての起点となっていると考えているからです。例えば、

経路1.米国金利上昇→日米金利差拡大→ドル高・円安→日本株上昇
経路2.米国金利上昇→新興国より米国へ資金流出→新興国通貨&株の下落
経路3.米国金利上昇→利息の付かない金需要の低下→金価格の下落


という具合です。経済の動きはだいたいはこれで説明がつきます。

また、世界的にも金利が上昇しており、日本でもマイナス水準にあった10年物金利がプラスに転じたり、中国などでも債券先物市場でストップ安を付けるなど、世界的に低金利が極まった昨年の夏頃とは様変わりとなっています。

■ グレート・ローテーションでの大波乱はあるのか?

2016年は日銀のマイナス金利に始まり、世界的な金利急騰で終わる、というのはまさに想定外の展開でした。米債10年物においては、昨年夏1.4%→大統領選挙前1.8%→年末2.6%と推移しています。

今年の米国においては3回、0.75%の利上げが予想されています。このままの勢いだと10年物は3.5%〜4.0%になるのではないか、という見方が増えてきました。

これをグレート・ローテーションと言います。1982年以来30年以上低下を続けてきた米国金利が50年〜60年の長期周期において反転し、「 債券→株 」の資金大移動が起こるという考え方です。

そうなったら上への大波乱となります。ドル/円は130円、日経平均は22,000円を超えてくるでしょうから、日本においてはバブル後最大の景気回復となります。

ただ、この場合に気になるのは、日本国債の動向です。日銀による「 イールドカーブ・コントロール政策 」により、10年国債の金利は0%程度に維持するとされています。

ところが、世界的に金利が上昇し、インフレ率は輸入物価の上昇などを背景に1%を超えてくるとなると、金融緩和の必要性が弱まります。

そうなったとき、「 日銀は金融緩和をし続け、国債や株を買い続ける 」という前提をそろそろ見直す時期に入ったと考えるようになるでしょう。これも大波乱要因となります。

■ トランプ大統領というリスク

他方、1月20日に正式就任するトランプ大統領に対して、期待先行で動いてきたマーケットが大きく失望することも考えられます。要因としては、

1.行き過ぎた保護主義政策による世界景気への悪影響
2.税制改革や財政政策のトランプ公約に対し、議会共和党が反対
3.中国や中東諸国などとの地政学リスクの更なる高まり


等、そのリスクを並べ始めるとキリがありません。

この場合、米債10年物の金利は再び2%を割ってくるでしょうから、その余波でドル/円は再び100円の方向に向かい、元の状況に戻ってしまうというシナリオもあります。

また、その原因によっては、下への大波乱となるかもしれません。常にそういうリスクが付きまとう人が世界のリーダーとなったという現実は軽くありません。

前述の楽観的なシナリオが米国人や経済関係者に多いのに対して、後述の悲観的なシナリオが日本人や政治関係者に多いのも今回の特徴だと思います。

私は未だにその本質を見極められていませんが、「 金利が上がり始めたかも? 」とは感じています。好調な株式市場に対して不調なREIT市場はその象徴かもしれませんね。

                              自宅にて
                           たかおさん

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健美家不動産投資コラム

プロフィール

■ たかおさん

たかお

投資家(生涯一投資家)

東京都在住
妻と長男、長女の4人家族

不動産投資を始めたきっかけなどが詳しく載っています↓
大家列伝【前編】
大家列伝【後編】

■ 経歴

□1966年
大阪生まれ

青年時代に父親の会社が倒産し、商売には浮き沈みがあることを実感する

□1984年
ウォール街をテーマにした映画を観て、マーケットの世界に入ることを決意

□1990年
「30歳で辞める」と宣言して信託銀行に入社

□1997年 
ヘッドハンティングで外資系金融に転職。ハードな毎日を過ごす

□2002年
人生最悪の出来事が起き、仕事ばかりでない人生を模索しはじめる。一度きりの人生の大切な時間をきちんと生きていきたいと強く思うようになる

□2009年
リーマンショックを現場で体感して、外資系金融を退社

□2010年
世田谷区内に8戸の木造アパートを新築、完成

中野区内に店舗物件を購入

□2011年
整体サロンオープン。それ以外にもオーナーとして複数のビジネスの経営にかかわる

□2012年
朝活にはまり、初参加から3カ月で役員になる

□2014年
生涯一投資家宣言

■ 保有資格 

宅地建物取引主任者、競売不動産取扱主任者、ファイナンシャルプランナーなど

■ 今いちばんの幸せ

娘に駒沢公園で遊んでもらう時

■ 夢

世界中の電車を制覇すること

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