元祖激安投資家・加藤ひろゆきさんの最新刊。前著『ベンツは２０万円で買え！』は不動産投資だけでなく、車の買い方やライフスタイルにも触れた内容でしたが、今回は最初から最後まで、不動産の話題でぎっしりと埋め尽くされています。
『まずは１００万円で一等地の空き家を買いなさい』 （宝島社）
内容はこれまで加藤さんが実践してきた「戸建て投資術」のポイントと、最新の不動産活動が中心。「買うべき物件６つの条件」（ｐ６９）、「孤独死にどう耐えるか」（ｐ１６２）、など、これまで触れられていなかったノウハウやエピソードも紹介されており、戸建て投資を志す人たちには見逃せない内容といえそうです。
注目は、加藤ひろゆきさんの過去の著作を読んで、不動産投資をはじめた「ひろゆきチルドレン」たちへのインタビュー。属性や動機はもちろん、不動産投資をスタートした時期も投資エリアも異なるにもかかわらず、全員がそれぞれに満足いく成果を上げ、「不動産投資を始めて本当によかった」と語っている点が印象的です。
物件の戸数や家賃収入などが具体的な数字で紹介されているため、「１０年続けると、ココまで行けるのか」「このエリアで、この価格で買えるの
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