不動産投資家に限らず、働く人の多くは、収入増を目指すもの。そして、「せっかく働くなら収入は多ければ多いほどいい」と考えている人が大半でしょう。しかし、それも「収入が多いほど豊かな生活ができる」と思い込んでいるからこそ。 もし、「可処分所得(手取り)1,000万円でも、普段の生活は億万長者と一緒」ということが事実だとしたら・・・。目指すゴールや働き方が変わって来る、という人もきっと少なくないはずです。 本書『億万長者より手取り1,000万円が一番幸せ!!』(吉川英一著、ダイヤモンド社)は、そんな「収入が多いほど豊かな生活ができる」と信じる人々に対し、稼ぎすぎることのロスを説き、税率から逆算して自分の年収をコントロールすることで、目指す生活を効率よく手に入れる方法を示すもの。 著者の主張はシンプル。 「日本は先進国の中で税率が非常に高い。その日本で億万長者を目指しても税金の額が増えるばかり。それよりも、『税率23%』のゾーンで収入を上げて、年間の手取り1,000万円程度の『小金持ち』を目指すのが1番効率的で、居心地がいい」ということ。 そして本文では、上記の主張を裏付ける日本の税金の仕組
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