北陸のホリエモンの異名を持つ(?)河上伸之輔さんの初の著書が本書「元手500万円から資産20億円!どんどん買い進める北陸不動産投資術」だ。 学生時代から将来はお金持ちになると決めて、26歳で不動産投資を始めた著者が、サラリーマンをリタイアしたのは30歳の時。当時のキャッシュフローは約700万円、世帯年収で約1,000万円だった。
通常なら、ここでハッピーエンドだが、この本の場合、ここまでは序章。著者にとって、家賃収入で生活していくことや、不動産を買って資産を増やすことは目的ではないからだ。
お金に縛られない人生を手に入れてからが、人生の本番。問題は、その僥倖をいかにして生かし、育てていくか、にある。
アジア放浪などのしばしの充電期間を経て、「自分にとってのしあわせとは何か?」という命題に向き合った著者は、「事業をやろう」と、北陸初のコワーキングスペースのオープン、廃墟化した温泉旅館の再生、食品の販売など、数々のチャレンジを成功させてきた。
もちろん、失敗もあった。女性向けシェアハウスは入居者の要望をききすぎて収拾がつかなくなったし、太陽光発電は土地がゴミだらけというトラブルに見舞われた。
しかし
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