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【不動産投資本】問題は“人口減”だけじゃない!?「未来の透視図」が教えてくれること

不動産投資本/書評 ニュース

2019/07/01 配信

ベストセラー「未来の年表」で、消滅に向かう日本の将来を予測した河合雅司氏の最新刊が本書「未来の透視図―目前に迫るクライシス2040―」である。少子化、そして人生100年時代が日本人に与えるインパクトを、豊富な図表を用いてわかりやすく解説している。

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ところで、日本人の人口が今後、右肩下がりを続けていくことは、多くの不動産投資家にとって“周知の事実”だろう。

「人口が3分の2になったって、そのエリアの大家の中で上位3分の2の能力を持っていれば満室経営は難しくない」

「同じ家賃なら広い方が有利。空室率が上がるのは狭い部屋からだろうから、ファミリータイプの部屋や戸建てにシフトしている」

「とにかく立地が大事。だから不動産は大都市の地下鉄駅の近くに買っている」

“長期的”に生き残るために、各人がすでにマーケットを分析し、戦略を立て、人口減少社会における賃貸経営に向き合っている(はずだ)。「対策はできている」と考えている投資家もいるかもしれない。

しかし、本書を読めば、人口が減るということは、大家にとっての顧客である“入居者の数が減る”という問題だけではないということに気づく。

「だれにも看取られず、孤独死する高齢者が10年間で倍増する」
「勤労人口の減少で技術者が不足し、壊れたエアコンが直せない時代が来る」
「若者が消え、治安が悪化する」
「医療介護不足で、高齢者は東京で暮らせない」…。

人口減が意味するのは、日本の社会そのものが大きく変わるということだ。具体的には、子供と労働者は激減し、高齢者だけが増えた社会だ。

そうなれば、管理会社が人手不足になり、管理費が上がる? 職人不足で、リフォーム代がさらに高騰? といったイメージも容易に膨らむ。

日本だけの問題でもない。日本が人口を減らす中で、世界人口は爆発的に増えていく。「それなら穴埋め要因として外国人に働いてもらえばいい」と考える日本人は多い。しかし、著者は「そんな都合のいい考え方がうまく運ぶとは思えない」と断言する。

世界における日本の存在感が小さくなる中で、今のような、“上から目線”がこの先も通用するという考え自体が、日本人の危機感のなさを表しているのだろう。著者の言葉を借りれば、日本の目の前には“民族の存亡をかけた戦い”が迫っているのである。

厳しい「未来の透視図」が続く本書にも、救いはある。第5章の「ではどうする?『戦略的に縮む』ための5つの提言」では、これからの日本がどうすれば、「豊かさ」を維持できるのかを、様々な切り口から示しており、説得力がある。

自分たちは逃げ切れるかもしれない。しかし、子供たち、孫たちはこの日本で生きていくことになる。

本書は110ページと薄く、図表がメインのため文字は少ない。普段、本を読みなれない層や忙しい人たちにも、理解しやすい内容といえる。

不動産投資家として、日本人として、親として、ずっとあった危機を「見て見ぬふり」をしてきたなら、そして何かを変えたいと願うなら、本書で日本の本当の姿を知ることから、始めてみてはいかがだろうか。

健美家編集部

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